2018年5月25日金曜日

ゴルフスイングの再現性


Question

ティーショットが安定せずに悩んでます。
グッドショットとバットショットの差が大きく
スコアが安定しません。
良いときは80台前半、悪いときで100台です。

よく出るミスは、引っ掛け、プッシュアウト、
チョロなど多種多様です。

やはり反復練習でスイングを固めることが
必要なのでしょうか?

スイング自体が悪いのでしょうか?
それとも個人のセンスの問題なのでしょうか?

練習方法など、
良きアドレス宜しくお願い致します。


Answer

まず、スコアの差は普通です。プロでも20打差はあります。
引っ掛け、プッシュ、チョロもレベルによってはいくらでも出ます。

ご質問は、「やはり固める必要があるか」と言う事ですが、
固めればパーオン2パットで72で回れます。

風がなく、距離を正確に測り、やさしいコースでしたら
問題なくパーが取れて、運が良ければバーディーも出ます。

これではご不満でしょうか?
スイングを固めずにこのスコアを出す方法が他にありますか?
これはゴルフの基本中の基本です。

スイングは完全に固めて定着させなければスコアになりません。
偶然に18ホール、全てのショットが理想的になるとでも
思われているのでしょうか?

センスだの感性だの、分けの分からない事で自分ができない理由を
探そうとしている人がいますが、ゴルフは誰にでもできるスポーツです。

100m走だとか、水泳だとか体力が必要なスポーツは身体能力が
とても大切ですが、ゴルフは46歳でも世界のトップになれるのです。

また、絵が書けない人、ダンスができない人、人の顔すらなかなか
覚えられない人がいますが、視覚情報の処理能力が悪く、見たことを
処理して同じ形や動きを真似する事が苦手な人です。

しかし、ゴルフは物理的にどの位置でどこに力を入れるかという
一種類のスイングを覚えれば、誰にでもできるのです。

ストリートダンスなど、人が踊ったのをその場で見て覚えて
全く同じ振り付けで踊る人がいますが、このような人は基本的に
そのスタイルの動きは知っているだけではなく、視覚情報を処理する
ことが得意で、スイングなどの形は見て真似るのが早い人です。

ゴルフはそのような能力は必要ありません。
すぐにできたとしても、それを使えるようにするには定着させる
以外ないのです。
ダンスは色々な振り付けを同時進行で何曲も覚えなければならないのですが
ゴルフはたった一つの打法を3年掛けて覚えて固めれば良いのです。

この定着という単純な作業ができない人はいません。
やりたくないだけなのではないのでしょうか?
シンプルに分解し、ドリルで部分部分を繰り返し練習すれば
誰でも固めることができるのです。

ただ、他の打法とまぜたり、迷って改造したり、ズレをそのまま修正
しなかったり、試行錯誤すると定着しません。
正しい診断法、正しい修正法なども同時に勉強すればよいのですが
ほとんどの人は偶然あたるのを待っているだけです。

それで当たらないと雑誌やサイトの情報でますます迷って崩れ
やる気をなくするのです。

ゴルフに特効薬はありません。
しかし、いくらでも遠回りします。
効率の良い練習をするには、それなりのノウハウが必要ですので
それをまず勉強してはいかがでしょうか?

参考資料はこれです。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003 





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