2018年5月12日土曜日

HSを上げるには体を鍛える?


Question

ヘッドスピードを上げる方法は体を鍛えるしかありませんか?
ゴルフ初心者です。

ヘッドスピードが思いのほか低かったのですが、
スイングの改善である程度上がるものでしょうか?
体を鍛えるしかありませんか?


Answer

ある程度ではありません。
7割は技で3割が筋肉です。

もちろん程度問題で、マッチョになっても270Y辺りまでは
筋力だけで飛ぶのですが、それ以上は体の使い方を習得する
必要があります。

力のない人は手打ちだと200Y程度ですが、その人が
体の使い方を覚えれば300Y近く飛びます。

HSが遅いのは効率良く動いていない、全身を使っていない
タイミングが悪い、などの原因があります。

スイングは全身を使います。
腹筋は使っていますか?
体が弓になっていますか?
全身でムチ効果を出していますか?
ヘッドが遠回りしていませんか?
リリースが早くありませんか?

ヘッドを走らせるためには色々な条件を満たす必要があります。
コツだとかイメージだけで300Y飛ばせると思っている人が
非常に多いのですが、そんな簡単なものではありません。


ほとんどの人が今持っている筋肉を使えていません。
また、重力や張りが使えていないので効率が悪く
やたらと無駄な力を入れて軌道をブレさせています。

200Yしか飛ばない人は飛ばしの技で300Y飛びます。
若い男性であれば恐らくどんな人でも200Yは飛ぶでしょう。
女子なら150Yは飛ぶと思います。

しかしほとのどの人は手ぶりです。
体を使っていません。

体が土台で手で打っている状態ですので、これを
体が手を回すという動きをまず覚える必要があります。

脚で打つ、背中で打つ、腰で打つなどと色々な事が
言われているのですが、お腹も胴周りも右腕も全て使います。


全身を使うことで体がムチになります。
しかも、それぞれの動きに時間差があり、下から上へど
連鎖運動をするために、エネルギーがタメられて増幅され
ピタリと合ったタイミングで打つと100Yも飛距離が伸びる
と言う事なのです。

したがって、それぞれの部位がいつ、どの方向にどのくらい
の力でどういう形を作るかを知る事です。

そう言うとほとんどの人は面倒くさい、ゴチャゴチャ言わずに
何も考えずにサッと振れとか言います。
そういう人は途中で超えられない壁が出てきます。

ゴルフは物理ですので全ては科学的に証明できます。
感覚やセンスなどではなく、正しく動くメカニズムなのです。
それぞれの動きを頭で理解し、その形と動きを再現する事で
飛距離を伸ばしてそれを維持する事ができるのです。

まずは基本動作を習得してから飛ばしの技を習得します。
10~15種類の飛距離を伸ばす技がありますので
それらを組み込んだ動きを定着させる事をお奨めします。

しかし、これらの技術は難易度がとんでもなく高く、それらを
駆使すると体が耐えられないほどの負担になります。
あくまでも自己責任で飛ばしの技を習得してください。

参考資料
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003




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