2018年4月28日土曜日

フォローでの左手首の角度


Question

フォロースルー
3時の位置に来た時、左手首は、
手のひら側に少し丸みを帯びて曲がってる方が良いですか?

それとも甲側に折れてるほうが
良いでしょうか?

プロを見てると、どちらが理想なのかわかりません。
まっすぐ飛んでいく基本のスイングはどちらでしょうか?

よろしくお願いします。


Answer

これは人によって打法によって様々です。
その昔は左手首はフォローでもインパクトと同じ角度のまま
ローテーションだけしている事が基本でした。

ところが、進化するにしたがってインパクト直後に左手首を
甲側に曲げて、フェイスがすぐに返らないような打ち方が出て
いつ曲げるかは人によって様々です。

この手首を曲げるメリットは引っ掛けにくいということで、
引っ掛け易い人にはお奨めですが、スライスの出やすい人は
しっかりとローテーションをしてクラブを返す方が安全です。

どちらもメリットデメリットがあり、さほど違いはないのですが
左の手首を目標方向に向けたフォローはフィニッシュの形が
タイガーやマキロイのようにシャフトが水平になって
首の後ろに収まります。

ただ、アームシャフト角をアドレス時に戻すオーソドックスな
スイングでこれをやりますと、アーノルドパーマーのように
フィニッシュでクラブがクルリと頭の上で回転します。

これはある程度フルアンコックをして伸ばしたまま手首を曲げなと
上手くフィニッシュで収まりません。

また、手首の角度を変えずにローテーションだけでフィニッシュ
を取るとシャフトは縦になって背中に当たります。

重要なのはインパクトの瞬間のわずか1cmほどです。
ただ、フォローの形でこの瞬間のフェイスの向きが微妙にズレ、
フォローでのフェイスの向きで調整する事も可能です。

フェイスをしっかりと閉めてから左手首を甲側に曲げる人もいれば
すぐに閉めずに3時の時点で閉める人もいます。

フェイスをすぐに閉じないフォームのコンセプトはシャットで上げて
すぐに閉めない事で方向性を良くするというものです。
フェイスの開閉が大きいほどパワーは出るのですが、
その分だけ方向が悪くなります。

基準的に右腕が3時になったフォローの時点でリーディング
エッジが垂直になった形にするとズレた時の修正が簡単です。

とりあえずはどちらが真っ直ぐに打てるかで決めると良いでしょう。
人によって動きや軌道が違いますので、その人に合った方法で
構わないと思います。




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