2018年4月20日金曜日

意味のない練習


Question

ゴルフ歴一年の者です。
練習場でただ上手く打てた打てないという練習をしてても
あまり意味がないと感じています。

なにか基礎的なドリルや練習等あれば教えて下さい。


Answer

はい、その通りです。
ただ偶然に当たるのを待っている練習は、偶然に当たって
それを覚えて繰り返すので当たる事がありますが、
それは維持が難しい方法です。

感覚だけでそのフィーリングを維持できる人はまずいません。
ズレやブレは30年経ってもあります。
このズレを自分で修正できない限りはスコアを維持する事は
まずできません。

数年間は維持出来るかも知れませんが、明日ズレるかも知れず
特に初心者はいつズレてもおかしくありません。

要はズレないようにするのではなく、ズレをすぐに治せる事で
それはメカニズムを頭で覚える事です。

ゴルフのスイングはメカニズムで覚えて感覚で振ります。
手探りをしてたまたま当たった時の感覚を覚えて再現するのでは
ズレた時にどこに戻すのかが分かりません。

どこに戻すのか、その形や基点、軌道を頭で知っていないと
毎日でも起こりうるズレが修正できないのです。

それをほおっておくとどんどんスイングが変わり
当たったり当たらなかったりする練習では、当たる振り方を
毎日維持する事ができません。

その当たった球が正解なのかどうかも分からず、当たらなかった
日はその練習自体が無駄になります。
それでもしつこく続けているとせっかく正しい動きがあっても
それ自体を崩してしまい、下手になる練習というマイナスも
あるのです。

まずは目指すプロのフォームをカンコピする事です。
世界のトップ男子スイングは難易度が高く、形は完全に真似
できても、力の入れ具合やタイミングなどは動画では見えず
それは教えてもらうしかありません。

簡単な昔の打法でしたら我流でなんとかなっていましたが
進化したタイガー打法などは形を真似るだけでも数年掛かります。

体全体を使う最新のモダン打法は、それぞれの部位が
正しい筋肉の正しいタイミングによって動かなければならず
それぞれの部位の動きに基礎練習があり、矯正ドリルがあり
定着ドリルや練習方法があります。

これは全てメカニズムです。
ゴルフは物理ですので、科学的な計算で解明できます。
それを面倒だとか、ゴチャゴチャ考えるなと言ってアバウトに
毎日500球ずつ打てば上手くなると言うのは、たまたまそれで
上手くなったと思っている極一部の人の意見であり
それではダメな人がほとんどなのです。

たまたま運良く、巡り合った理論が間違っておらず、洞察力も
飲み込みも早く、器用な人はある程度は成長するのですが
あくまでも感覚を手探りで覚えた人は崩れても治せません。

何を目指すのか、どこに行きたいのかを頭で知る事、そして
そのための練習方法や調整方法、診断力、修正力などを
動きだけではなく同時に習得する事でしか、成長の維持は
あり得ません。

それは膨大な量のノウハウと知識ですので言語化されておらず
どこの本やサイトを探しても最新の打法の解説はありません。

唯一、表層的ではありますがメカニズムの解説があるのが
ミクシーのコミュニティーであるバーチャル・ゴルフ教室です。
ここには殴り書きすが、重要なポイントが沢山あります。
それを参考にしてください。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003




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