2018年1月20日土曜日

フィニッシュでふらつくのはなぜ?


Question

プロのスイングはフィニッシュでピタッと止まるけど
アマチュアはなぜふらつくんですか?


Answer

プロでもふらつく選手はいます。
ただ、毎回同じふらつき方をしています。

ゴルフは再現性ですので、毎回同じ事ができれば
それで良いのです。

しかし、理想はピタリと静止できる姿勢に持って行く事で
これはそのバランスを保つ動き方を習得する必要があります。

たとえば前にふらつく人はダウンスイングでの腰の引きが足りない事や
体重移動の方向が間違っている事もあります。

また、体重移動が目標方向にしっかりとできていないと
明治の大砲と言われる打ち方で、飛球線上後方にふらつきます。

後方打席方向にふらつく人はほとんど見たことがありませんし
目標方向へふらついて、打った後に歩き出す人も少ないようです。

フィニッシュの形はある程度の許容範囲があります。
重要なのはインパクトゾーンですので、老化とともにフォローは
ほとんど捨てなければなりません。

ただ、若いうちはしっかりとフィニッシュで2秒は静止できるようにします。
この安定した位置が一番ズレの修正がしやすいからです。

ふらつくという事は軸がブレているのですから、打った後だけではなく
打つ前からバランスを失っていることになります。
これが毎回同じブレ方なら良いのですが、ほとんどのアマチュアは
毎回違うふらつき方をしています。

オヤジスイングで毎回おなじふらつき方をしている人がいますが
20年もこれをやっている人は、そのまま完成度を上げて
安定させる方が良いでしょう。

ただ、これからフォームを作る人は、できるだけ理想的な動きを覚え
綺麗なフォームで打つ事で自信にも繋がります。

練習時はフィニッシュで静止する事をまず最優先し、球は後から
当てるという練習も効果があるかと思います。






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