2017年11月2日木曜日

怖がっていると指摘される


Question

レッスンプロより、ドライバー持ってないと46 、
持つと39 怖がっているとアドバイス。
あまり気にはしてないんですがコツありますで
しょうか、リズム、振り子、は気をつけてます


Answer

このような事は素振りと本振りで良くある事です。
また、練習場とコースでも起きるのは珍しくありません。

人によっては室内練習場から屋外の間にも
このような壁がある人もいますので、違うフォルダーが
いつ開くか分からないのがゴルフです。

そしてさらに上のレベルになっても、たとえプロにでも
同じように思った通りの事ができないという状況があるのです。

これはメンタルな問題です。
球を見ただけで違う事をする人が大勢います。
質問者さんの場合にはスイング速度が遅くなるという事で、
これは失敗した経験によって怖がっているだけだと思います。

恐怖心は誰にでもある物です。
ただ、それを自覚していない人も大勢います。

最初はあまり気にせずに打つ事ができても、しだいに周りの目が
気になったり、スコアをつけ始めたり、ライバルができたりで
プレッシャーが徐々に増えていきます。

レッスンなどで人に見られている経験をしていると
コースで見られていてもさほど大きな障害にはならない
という事も、やはり経験による結果と言えるでしょう。

そして、その壁はひとつではありません。
そのレベルに応じて出てきますので、そのつど乗り越えるのです。
その方法とは成功体験を積んで自信をつける事です。

質問者さんの場合にはまだ初期的な壁ですので
まずは、室内などの球の行く先が見えないところで
4分の1スイング、3分の1、ハーフと小さなスイングから
徐々に大きくしていき、失敗がないショットを
人によっては何週間も、何ヶ月も続けて成功体験を積むことです。

また、毎日の立ち上げでも、チップショットから初め
徐々に大きくして、最後にフルショトというルティーンを作る事も大切です。

そして、悪い記憶を塗り替える事によって
その恐怖心は克服できるという事を覚えておいてください。

また、今度は練習場では思い切り打てるのにコースに行くと
やはり恐怖心で縮こまってしまい、打てないという壁が出てくるでしょう。

その人にとってゴルフがどれだけ大切かによって重圧度が変わります。
プロなどは生活や評判が掛かっていますので、アマチュアとは段違いの
プレッシャーになっているはずです。

また、練習内容を変えることで悪い印象をつけない事です。
たとえば、右脚の蹴りができていないのに球を打ちながら蹴る練習をすると
まず、神経が分散されて上手くいきません。
蹴りは蹴りで条件反射になるまで反復練習を重ね、十分に定着してから
ほかの動きと合わせるという、段階を経た練習が必要です。

毎日500球打てば上手くなるとか言う人がいますが、
450球シャンクだったらどうでしょう?
実際にそういう人がいました。

これでは恐怖心を植えつけるための練習にしかなりません。
一発シャンクしたら、すぐに治せるくらいのメカニズムを知らないから
自信をなくしていくのです。

毎日無闇やたらに打つのではなく、エアーで形を作り、素振りで定着させ
球打ちで精度を上げることで、出来るだけ失敗経験をしない事も
遠回りをしない秘訣と言えるでしょう。




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