2017年11月18日土曜日

ダフる日とダフらない日は何が違う?


Question

ゴルフのダフって何故、起きるのですか?
日によって、頻繁に起こる日とそうでない日にわかれます。
体調又は、技術でしょうか??


Answer

ほとんど技術なのですが、体調によっても
ズレる事があります。

ダフりは縦は合っているのですが、横がズレている状態です。
ヘッドの軌道円が飛球線上後方にズレているために起きるのです。

したがって、これを目標方向に移動させるという調整を行い、
これは技術です。

なぜ、軌道がズレるかはフォームが定着していない事や
また、体調によっても起きる可能性があります。

したがって、毎日の立ち上げでしっかりとフォーム(型)の練習をして
その動きがスムーズにできるようにする事が大切です。

練習を開始し、最初に良く当たっていても、中盤から当たらなくなる場合は
スイングはほぼ定着しているのですが、体の柔らかさが最初と中盤で変わり、
その感覚によってズレが生じて当たらなくなると言うのも原因の一つです。

これは立ち上げで十分に体が温まっていない事を意味しますので
ストレッチを各部位30秒ずつ、そしてボディーターンのエクセサイズを
肩だけ、上半身だけ、体重移動を足し、バンプのタメを入れ、ニーアクション
を足して、蹴りを入れてと徐々に増やしていきます。

それで体は温まりますが、そこからさらに腕を付けてエアースイング、
そしてなぞりやスローの素振りを十分にしてから初めて球打ちに入り、
できるだけ小さなスイングから徐々に大きなスイング、
そして長い番手とていねいに立ち上げていきます。

この際に、基準となる場所にヘッドが来ているかどうか、あるいは
苦手な動きができているかどうかなどを診ながら慎重に行います。
この時にズレていると、その日はズレたままになる事がありますので、
途中でも撮影しながら常にズレていないかを確認しながら打ちます。

たとえ真芯に当たっていたとしても、二ヶ所ズレていて帳尻が合っている場合
もありますので、その場合は両方とも元の位置に戻します。

ダフりの場合には体重移動ができていない、右脇が空いて肘が入っていない、
リリースが早いなどを特にチェックして修正してください。

これらの調整が出来るようになると、安定したプレーができるようになります。
基準となる型をしっかりと見た目で決めて、そこに常に戻すという作業が
定着期間から大変重要となります。

ただ、闇雲に打つだけの練習内容では、空回りという事になり兼ねません。
しっかりと効果のある有意義な練習をするように心がけてください。




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