2017年11月25日土曜日

52度を使うとザックリやトップ


Question

ゴルフ一年目の者です。
100yardから20yardくらいまでの距離は
ピッチングを使った方が上手く寄せられます。

アプローチウェッジ(52度)を使うとザックリやトップが出てしまい
安心して寄せることが出来ません。
80yard以下の距離もアプローチウェッジで寄せられる練習を
した方がいいでしょうか?

ちなみに20yard以下のアプローチは52度を使用しています。


Answer

一年目の方でしたら、ご自身が一番上手く行く方法で宜しいと思います。
PW一本で全ての距離に使うと、距離感が身につきます。

ただ、ほかのクラブだとザックリやトップが出る
というのはメンタルかも知れません。
どんな番手を使っても、同じように打てるはずです。
20Y以内なら同じクラブでもザックリやトップがないとの事ですので
打ち方に問題があるのだと思います。

初心者は易しいコースには行かず、広いコースで十分に楽しむ事です。
多少曲げても、乗らなくてもスコアはさほど落としません。

そして、両手シングルの段階まではとにかくグリーンに近づける事です。
寄せて拾ってパーを取りに行く内容で良いのです。

しかし、その段階で寄せが上手くなるとシングル級になるのですが
「乗らず寄らずのツーパット」のボギーペースだと90ですので
中級クラスで終わってしまいます。

この段階では寄せはほとんど距離感です。
易しいコースであれば、グリーン周りはきれいに刈ってあり、
同じクラブで同じように打てますので、あとは距離だけです。

この距離が合って来るとスコアが良くなります。
この場合打ち方をまず習得してミスが出ない打ち方にすることで
あとは現場での学習です。

一本のクラブで一つの打ち方でほとんどのケースは対応できますので
まずは、その一種類を完全にマスターしましょう。

そして、次の段階としては、残りの稀なケースです。
ちょっと難しいコースに行くとラフがきつかったり、
逆目で引っかかったり、また、バンカー超えや洋芝など、
慣れていない状況が出てきます。

そこからは違う番手、違う打ち方を習得します。
易しいコースばかりでしたらさほどの差は出ませんが、
コースレイティングが高くなったり、池や林が多くなったりするだけで
スコアはまとまらなくなるのです。

最初はとにかく転がして、パターのように使う寄せを習得するのですが
次の段階としては高く上げる打ち方や高く上げる番手です。

58度でハイピッチショットはすぐにでも必要になるでしょう。
そして、最終的には同じ転がしでも、
ショートアイアンと全てのウェッジの全てを使います。

ただ、これはプロ級でなければあまり必要はありません。
取り合えずはPWで低い転がし、58度で高い球で止めるなど
2種類をまずマスターしてください。

そして、それができるようになったり、対処できないケースが出てきたら
この二本と数種類の打法をマスターしてください。

チップショット、ピッチショット、フロップショット、ポップアップショット、
ロブショット、ベリーパター、パティングウェッジなどの打ち方ができたら
どんなケースでも対応できます。

段階に応じて、ご自身の練習量や環境によって判断し
必要に迫られたら徹底的に練習するなど、アマチュアはご自身の
ペースに合わせて学習されたら良いと思います。




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