2017年10月29日日曜日

当てて終わりのスイング


Question

ゴルフでラウンドするといつも同伴者から
当てて終わってると言われます
自分では思い切り振ってるつもりです。
ドライバーは平均230ヤード
7番アイアン平均160ヤード
平均スコア97 です。


Answer

打って終わりのスイングは腰痛などでフィニッシュを捨てている人か
ヘッドが走っていない人で、質問者さんは思い切り振っているとの
ことですので、後者かと思います。

平均97の方でしたら一般的にはまだフォームができていない、
しかもまだ定着していない状態だと思います。

「振り切れ」と良く言われるようですが、インパクトの瞬間から力を入れだし
持ち上げるような振り切り方にして振り切ったと思ってしまう人もいますが
このような曖昧な日本語の表現から来る誤解かも知れません。


最も効率の良い振り方はインパクトの前で力を入れる打ち方です。
それはバンプ時のタメで腹筋にエネルギーをタメ、また捻転された
体全体の筋肉にタメを作るのです。
そして、そのタメた力とさらに追い討ちする力でパワーを出します。

もちろん打つ瞬間に抜くのではなく、4時半まではしっかりと
力を抜かずに打つことも大切です。

ただ、ヘッドが走っていないと当たり負けしてヘッドの速度が
極端に落ちます。
またタイミングもあります。
振り遅れ気味だとインパクトで手にかなりの重量を感じ
ヘッドが球に押し返されるような衝撃があるかと思います。

ヘッドが走っている時は左に引っ掛けるのではないか
と感じるくらいに球を弾いています。

そのままの勢いで振るとすぐにアンヒンジしてヘッドから先にフィニッシュに
入るような動きをしますが、プロの多くはそれをフォローで止めて
方向を良くしているのです。

フォローの3時で右腕とシャフトが一直線になるような止め方で
そこからアンヒンジするという大きなフォローです。
それを止めずに自然にその形になる打ち方ではヘッドは走っていない
ということになります。

分解写真やビデオだけでコピーしている方は、このような
からくりが見えませんので、プロのような飛距離が出ないのです。

ヘッドがダウンスイングで遠回りしないように、そして
できるだけ後ろから落ちる、小さなダウンスイング軌道で
レイトヒティング度を上げる練習が必要かと思われます。

「クラブが体に巻きつくように」とか、「しなって見えるように」とか
平行落としや引き寄せによって、できるだけヘッドを長時間トップの位置
に止めながら、体勢はインパクトの形を作ってから初めて
ダウンスイングに入るという動作です。

詳しくはミクシーのバーチャル・ゴルフ教室を参考にしてください。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003




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