2017年9月9日土曜日

長い番手がイマイチです


Question

アイアンはある程度打てるのにドライバーやウッドがいまいちです。
なぜでしょうか?


Answer

単純に長いから、という事ではありませんか?
長ければ長くなるほど精度が要求されます。

また、長い番手ほど球は左に置きますので、
その分だけ最下点が左になりますので、その軌道で
打っていないと当たらなくなります。

まず、短い番手も長い番手も自分の体に対しては同じ角度で
打つ事が大切です。
これを守らないと、何種類もの打ち方を覚えなければなりません。

また、毎回同じ条件で打つことです。
同じ番手なら、毎回同じ前傾角度、同じ球との距離、
同じアームシャフト角、同じスパインシャフト角にする事で
その打ち方によって当たるように設計されているのです。

ところが、ほとんどのゴルファーはこれらが毎回違っています。
したがって、毎回違う事をしているために上達しなかったり
突然崩れたり、長いのが当たる時には短いのが当たらない、また
短いのが当たっている時には長いのが当たらないという現象が起きるのです。

これを毎回同じにするには、ヘソ当て測定法によって
瞬時に前傾角、アームシャフト角、スパインシャフト角、そして
そのクラブに最適な球の距離を同時に測る事ができます。

ただ、この測り方も簡単ではありません。
適当にやると測った意味がありません。
より正確に測るには、それなりの練習も必要です。

また、単純に長いから当たらない、という場合には
一つにはアライメントもあります。

球が左に行くにしたがって、ソールしたときにヘッドの位置が左に行きます。
これに伴って肩が回転してしまい、右肩が前に出る人がいます。
これだと、始動の位置が違っていて、軌道からはずれ、トップの位置が変わり
ダウンスイングの軌道がズレてしまうのです。

精度を上げるということは、それだけ細かい事にこだわれと言う事です。
また再現性を上げるための定着練習が必要です。

ほとんどのゴルファーは、この二つができていません。
精度と再現性です。

いい加減に振って、定着しないうちに違う事をやりだし、
ズレを修正せず、ゴルフは理屈じゃないと言ってはただスコアをつけるだけで
定着練習をしないのです。

これでは当たる方が不思議です。
「当たらないのはおかしい」ではなく、「当たる方がおかしい」ということです。
やる事をやってから不思議がりましょう。




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