2017年9月19日火曜日

ショットメーカーになりたいのですが


Question

こんばんは。以前から何度か質問をさせていただき、回答してもらい、
とても参考になっています。ありがとうございます。

最近はゴルフが上達してきて、ドライバーも300ヤード弱の飛距離になり、
この前は68というベストスコアが出ました。

さて、質問なのですが、アンダーが出るようになったものの、
ショットがいつもピンに絡むというわけではなく、たまに寄ったり、
パットが入ったりでバーディーをとってアンダーで回っているという状態であります。

いわゆるトッププロのようなショットメーカーになりたいのですが、
そのためにはどのような練習を積めばいいのでしょうか?
自分ではビジネスゾーンの反復だけを行なっているのですが、
いまひとつ自信というものが持てません。

何か自信を持てるような練習、あるいはこのままで良いのなら
そうしたアドバイスも含めてよろしくお願いします。


Answer

ご報告、有難うございます。
皆さんの上達が何よりの励みになります。

さて、仰るようにたまたまピンに絡んだり、ロングパットが入るので
良いスコアが出るのではなく、これを毎回出せるだけの技術を
磨きたいとの事だと思います。

まず、目標は3分の1はベタピンのバーディー、3分1はバーディー逃しのパー、
そして3分の1は寄せワンのパーです。

これで66を出す事が基準となります。
この目標を達成した場合、運が良い時、すなわち
ロングパットが入ったりの時には63、運が悪くても69
の範囲内で基本的には収まるようにするのが理想です。

ここで一番大切なのは、ベタピン率です。
3分の1は確実にワンパット圏内、3分の1は確実に
ツーパット圏内に止めるのですが、1mのショートパットでも
ラインが悪ければ入りませんので、ベタピンは3分の1以上が目標です。

ただ、これはコースにもよります。
ロングアイアンやウッドで乗せるような長いホールは
グリーンをこぼしてもとりあえずOKです。
ミッドアイアンでは中央に乗れば良いのですが、問題は近距離です。

通常のコースではパー5が4回あります。
長いコースだと3オンで3打目が100Y以内になります。
また、ツーオンを狙ってこぼしても、寄せワンでバーディーです。

ここで、100Y以内のアイアンの精度を上げると
4つはバーディーを取りに行けることになります。

あとは、パー4の短いホールは
二打目がショートアイアンになりますので
ここで2~4つはベタピンにつけることが可能です。

したがって、今後はショートアイアンの練習だけすれば
コンスタントに60台が出せる計算になります。
もちろん、寄せやショットがベストを出した時と同じに維持する
ことを前提としてですが・・

まずは100Y先のピンに50cm以内に落とす練習場でします。
バックスピン量にもよりますので、競技設定の場合には
恐らく落ちた位置で止まると思いますが、ビジネスコースでは
バックスピンで戻って来るかと思います。

実践練習では、この戻りがどのくらいになるかを把握し
その分、余計に打ちます。

また、ビジネスコースで戻りを出さないコントロールショットを
完璧にマスターすると、ベタピン率が上がります。

この二つの練習を徹底的に行って、その感覚を常に維持すること、
そしてFWヒット率、寄せワン率、パティングの数値を
維持する事が当面の目標となります。


これからはバーディー山の頂点を目指します。
ここからが急斜面の山道となりますので、その覚悟をする必要があります。
再現性や完成度を上げる事が今後は最重要ですので
スイング改造はこれでストップになるかと思います。

遼君のようにいじり過ぎないように注意してください。
3年は固まりませんので、固まればもっと安定するはずです。
また、それに必要な練習量やケアも十分に行ってください。

これからはmm単位のズレやブレ調整になりますので
名人や達人の領域に入ると思って頑張ってくださいね。




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