2017年8月9日水曜日

90切りに必要な事とは・・


Question

ゴルフ歴5年。
先日ようやく100切りできました。
とにかく100を切りたい一心で練習を続けて来てまずはホッとしていますが、
しかし実際のスコアは97ととても中途半端…

100は切れてもののあまり達成感がなく、
結局はまだまだ上を目指す必要があるのでは?と思っています。
次のステップとして、90切りを目指しますが
どんな事に気をつけて練習に望んだら宜しいでしょうか?


Answer

まずは100切りおめでとうございます。

達成感がないと言われるのですが、それはなぜだか分かりますか?
それはゴルフの内容とスコアがイコールではないからです。

ゴルフは大きく分けて3つの山があります。
ボギー山、パー山、そしてバーディー山の3つです。

ボギー山とは、OBや林など、どこに行くか分からないゴルフで
良くてもボギーしか取りに行けない内容のゴルフです。
たまに、まぐれでパーが取れると、俺もずいぶん上手くなったな~と
喜ぶような段階です。

そしてパー山とはパーオンはしないのですが、グリーン近くまでは
行くようになり、たまにOBや池などがあるのですが、拾って拾っての
パーを取りに行く内容です。

バーディー山とはパーオンが基本で、外しても3分の1程度
あとはパーオンでバーディーかバーディー逃しのパーを狙う内容です。

さて、スコアはどの段階でも20打差くらいは上下します。
タイガーウッズでも60~80を打ちますし、100がべストの人でも
120は簡単に出す事があります。

100が切れたからと行って、それはゴルフの技術や内容の指針にはならず
やはり、どの山に登っているかで判断する事で、次に何を目指すかが分かります。

たとえば、質問者さんの達成感がないのは、100を切っても
同じボギー山を上下しているだけだからです。
パーオンはたまにまぐれであっても、毎回ではないはずです。
また、ダブルパーなども平気で出す段階ですので
まずは、そこから脱してパー山を目指すことで初めて上達するのです。

パー山とはまずOBは10ラウンドに一回あるかないか程度に安定させます。
そして、二打目はしっかりと打つことができ、グリーンには乗らずとも
グリーンのすぐそばには近づくショットを打つことです。

これで、パーオンはたまにあるのですが、なくても寄せて
半分はパーを拾うことができるような内容です。
目標は使えないショットをなくすこと、そして寄せワンの精度を上げることです。
いくらスコアを掲げても、どこを目指すのかの具体的な目標がなければ
偶然の良いスコアをただ待つだけになってしまいます。

質問者さんはボギー山の途中ですので、これからは
しっかりとパーを取りに行く方法を考えてください。

パーを取る方法は二つあります。
パーオンのツーパットかボギーオンのワンンパットです。
この両方を目標にするには、どうしても一打目を安定させる必要があります。
とにかく真っ直ぐに進むことで、ティーショットを曲げたり、チョロったり、
OBなどは出せなくなります。

DRはそこそこ前に行けば良いのですが、池や林などにもほとんど入れず
飛距離はなくてもFWキープです。
100%の当たりである必要はありません。
ただ80%の当たりでも、FWに置くことです。

そして、二打目の精度を上げ、グリーンから20~30y程度までは
どうしても近づけるだけのフルショットの安定が要求されます。

という事はまずフルショットを安定させる必要があります。
フルショットが思った飛距離で、思った方向に飛ぶことです。
練習場で100球打って、大きく曲げることがなくなるまで練習です。
使えない球が出ている間は、その球がコースで出るのです。

目標は具体的に、出来ない事を出来るようにする事です。
頑張ってください。




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