2017年5月26日金曜日

DR弾道の高さに関して


Question

ゴルフ歴二年の初心者です。 ドライバーの弾道について。
現在テーラーメイドm1 460(2016・純正シャフトS)をロフト8.5°で使用しています。

この前練習場で遊び半分7.5°にして打ったところボールの高さはでないものの、
緩い弓なりで飛び出し、8.5°の時と同じ位のネットの位置にぶつかっていました。

そのとき一緒にいた友人には、球が低くてしょぼい みたいなことをいわれました。

ロフトダウンしてキャリーが落ちてしまっては仕方ないですが、
同じ位なら大きな放物線を描いた後にただ落ちるボールより、
低めの球でラン稼いだ方が最終的には飛ぶような気がするのですが、
どうなんでしょうか。

ヘッドスピードは正確に計ったことはないですが、計算上46~7くらいだと思います。


Answer

球の高さにはメリット、デメリットの両方があります。
高過ぎると飛距離を縮める事になり、低過ぎると落ちてからランは増えますが
バンカーや池などに転がって行く危険性が増えます。

高過ぎると見た目は相当飛んでいるようには見えるのですが
スピン量によって途中で失速したり、上がる方にエネルギーを取られる
ということも考えられます。

果たしてどこが適正なのかは、実際にコースで計測するか
あるいはトラックマンなどの精度の高い機械で測ると良いでしょう。

通常、7.5度のDRは普通の人では低過ぎる可能性が高く
インパクト時の手やグリップの位置が高い(ハンドアップ)人は
同じロフトでも高く上がります。

また、シャフトの硬さによって、インパクト時のたわみで
柔らかいシャフトほど弾道は高く上がります。

高さは背の高さや手の長さ、また打ち方によって変わりますので
ロフトの角度だけでは高いか低いかは判断できません。

その昔、ジャンボ尾崎選手はティーをかなり高くし、アッパーブロー度を上げて
吊り上げを大きくして打っていました。
これによってスピン量が減って、吹き上がり減少を抑え、飛距離を稼いでいました。

高く上げてもスピン量が少なければ飛ぶという説で
現在、DRの販促用に使われていますが、果たしてその理論も
人によっては適正かどうかは結果を見るしかありません。

フェンスの同じ位置にぶつかると書かれていますが、60Y先なのか
240Y先なのかによって違うと思います。

PGA選手でも弾道の高さはさまざまです。
低すぎても飛距離を損する事もありますので、しっかりと正確に測れる
250万円もするような計測器で測るか、コースで使って計算するかで
判断されることをお奨めします。

また、初心者のコースであれば、ランを多くしても
コース自体に危険が少ないので大丈夫かと思われます。
DRは何本も使ってみて、その中から選ぶことが大切です。

まだ2年のゴルファーでは毎回同じ球がほとんど打てませんので
試打会で試しても分かりません。
何度もコースで使ってみて、その平均で比較するしかないでしょう。

ロフト角を決めるのは、スイングのフォームが固まってからでないと
実際には決めることができないかと思います。
ちょっと打ち方を変えただけで高さは変わります。

DRは3~4本持っていて、コースによって使い分けたり
そのときの調子によって決めても良いと思います。

何本も持って行き、コースで打ち比べも良いでしょう。
FWの硬さで替える人もいますし、風の強い日には低い球とか
その日によって使い分ける人もいます。

いずれにせよ、ご自身が納得する道具を選ぶ事が大切です。
ショップの情報はただ売るための販促用理論ですし
人の話も個人差がありますのでほとんどあてになりません。
ご自身で納得がいくまで試してはいかがでしょうか?




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