2017年4月20日木曜日

私は腕で肩を回しています


Question

教えて下さい。ゴルフスイングで上体を回すのは腰ですよね?
腰を回すのは脚ですよね?
パターは腰は使わないから肩で上体を回すのですか?
短いアプローチも肩で上体を回すのですか?
それとも腕を振れば肩が回るのですか?私は腕を振っている感覚です。


Answer

腰を回すのは基本的に脚ですが、腰だけで回すこともできます。
また、肩を回すのは胴回りの筋肉で
パターもフルスイングも肩は腕で回すのではありません。

短いアプローチとはチップショットやピッチショットのことでしょうか?
小さな動きは緊張時に筋肉が硬直したり動きが悪くなります。
したがって、パティングも同じですが、できるだけ手で打つのではなく
両脇を締めたまま肩の回転で打ちます。

チップショットはほとんど下半身は動かしません。
上半身の動きだけで打つのですが、それも胴回りの筋肉で肩を回し
両腕や両手は固定したままです。

また、ピッチショットでは多少大きくなると体重の移動を使ったり
コックを使ったり、また下半身が上半身の動きによって動く程度ですが、
フロップショットなどのしっかりと打たなければならない寄せでは、
右脚のツッパリを使って右腕で押し込むように打つショットなどもあります。

腕を振って肩を回すというのはクラブの重さで勢いをつければ
肩は多少回るという事だと思うのですが、
しかし、それだけで打つのはまさに手打ちでしかなく、
デンデン太鼓の糸のついた玉のようにブラブラで打つことになります。
こんな手打ちはいくら極めても安定しません。

スイングは基本的に下から上へと体を使っていきます。
動作は足から始まって腰、肩、腕、クラブと
ムチのように根元が動くので、先端が動くという使い方をします。

ただ、ショートゲームやパターの場合にはできるだけ必要最小限の部位
を使って打つことで、精度を上げる事を優先します。
動かす部位が少ないほど、その分ブレも少なくなるということです。

そして、小さなスイングでも、できるだけ大きな筋肉で打つことが
より安定し易い打ち方となります。
メンタル的には大きな筋肉の方が硬直し難いといわれていますので
極力小さな筋肉は固定したままで、あまり使わない方が良いとされています。



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