2017年4月15日土曜日

スイングは下半身先行で打つもの?


Question

ゴルフのスイングはやはり、下半身先行で打つものなのでしょうか?
下半身先行で打つには、どうしたらいいのでしょうか?


Answer

とても残念です。
まだ、このレベルの情報しかないのでしょうか?

下半身先行と一口で済ませること自体がナンセンスです。
確かに下半身が先に動くのは間違ってはいませんが
その内容はとんでもなく難しい動きもあるのです。

これは飛距離によって違います。
200Y程度でしたら手打ちで十分です。
下半身はほとんど使わずに済みますので、先行も後行もありません。

ところが300Y飛ばしたいとなったら、下半身を使わずには
まず飛ぶ人はいないでしょう。

質問者さんはどれほどの飛距離を目指しておられるのでしょうか?
それによって、下半身の動きが違ってきます。

飛距離によって5~6種類もの違う動作がありますが
どれくらい飛ばしたいのでしょうか?

全てを習得するとマキロイなどの世界のトッププロと同じ動きになります。
また、日本選手の打法で良ければ、半分程度で済むでしょう。
そして、250Yほどで満足されるのでしたら、筋肉だけ鍛えれば
手振りだけでも達成できます。

下半身の動きを一言で解説することはできません。
ミクシーのバーチャル・ゴルフ・教室に詳細が書かれていますので
それを目標に応じてご自身で選んでいただき、必要な動きだけを取り入れて
習得していただければと思います。

ただ、言える事は、いかに全身を使って効率良く下から動いて
ムチのようにヘッドを走らせるかということです。
いかに力を使わずに、重力と張りを最大に使って打つこと、
そして、その上に正しいタイミングと方向に、それぞれの部位が
動くことで効率の良いスイングが出来上がります。

21世紀のモダン打法は、適当に振って偶然できるような
単純な動きではありません。
動画を見ただけでその力具合や方向、タイミングが分かる分けでもなく
昔の打法とは比較にならないほど複雑で難易度が高いのです。

それが証拠に未だに日本人のプロ選手でも、
タイガーウッズ打法で打てている人が一人もいません。
欧米のトップ選手の中では今やこれが主流なのにです。

良く、この難易度の高い技術を習得するためにコツを教えてくれ
という人がいますが、モダン打法はそんな簡単な物ではありません。
ゴルフはいくらでも遠回りしますが、特効薬はありません。
まずは意識改革が必要なのかと思われます。


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