2017年4月11日火曜日

テンフィンガーのメリット


Question

先日ドライバーの試打にショップを訪れた際に
今まで右小指を被せるグリップでしたが
店員さんに強くテンフィンガーを勧められました!
今はそれが主流だと。

実際テンフィンガーで練習した際意外と違和感なく振れたかなと感じました。
そこで質問ですがテンフィンガーのメリットとデメリットを教えていただけませんか?
よろしくお願いします!


Answer

テンフィンガーとはバット握りで、10本の指を全部使って握る
グリップの方法です。
これが主流がどうかは別として、メリットは安定です。

力があまり必要がないというのがメリットですが、力が入れられるので
クラブの動きがとても安定し易いのです。

また、右手と左手との距離的な間隔ができるため、リリース時に
右手の力がクラブに多く伝わります。

反面、右手の使い方を間違えるとその影響が大きいので
軌道を外して悪影響はあるのですが、両手の使い方さえ間違えなければ
10本の指で握ることでより球がつぶせるのです。

昔は子供と女性はこの握り方をするようにとの指導が主流でした。
しかし、男性はやたらと右手の力が強すぎて、掬い打ちなどの
余計な力が掛かるせいか、両手の間隔を狭くして、手先でこね回せないように
オーバーラッピングやクロスフィンガーなどのグリップが推奨されていました。

その流れで、幼少期にそのテンフィンガーで育った子が日本で
最近プロの中にも活躍するようになったので、恐らく脚光を浴びている
のかも知れません。

いずれにせよ、グリップはスクエアであれば、どんな握り方でも大丈夫です。
ご自身の好きな握り方で良いのですが、もし納得できない場合には
それぞれを試してみてください。

ただ、試すには慣れるまでの期間が必要です。
違和感がなくなるまで試すことで、公平に比較することができます。

グリップはインパクト以外はユルユルにして握り、親指を真上に乗せた
スクエアグリップであれば、あとは好みで決めると良いでしょう。





0 件のコメント :

コメントを投稿