2017年3月25日土曜日

下りはどうしても打ち過ぎてしまいます

Question

パターですが、下りはどうしても打ち過ぎてしまいます。
平らなところでは距離感は問題ないのですが、速いと
分かっていても体が言うことをききません。

なにか対処法はあるでしょうか?


Answer

パティングの距離感は長年の経験や勘が定着したもので
なかなかそれを変える事が困難です。

方法としてはいくつかあります。
もし、下りだけで、上りに問題がなければ
芯をわざと外して打つという方法があります。

芯から5mm、あるいは1cmほどずらすと距離が変わります。
これで打ち過ぎはなんとかなるかと思います。

そして、上りもどうしても打てないという場合には
仮想のカップを作って、実際のカップを消します。

これはラインが曲がっている場合にも同様に
仮想カップを右や左にずらして、そこを狙うと曲がって
実際のカップに入るという具合です。


計算でテイクバックの幅で打つ事ができると
その計算通りの振り幅で素振りをして、体にその幅を言い聞かせ
それから打つという方法もあります。

初心者はまずは計算で距離をあわせます。
そのうち、計算せずにカップを見ただけで感覚的に距離が出ます。

高麗芝やバミューダ芝は芽が強いので、逆目と順目では
倍ほど距離が違うことがあります。
計算の場合には振り幅を増やし、感覚の場合には
仮想カップを遠くに置くことで、どちらにしても距離は出ますが
両方を組み合わせるとさらに正確に距離を出すことも可能です。

下りがかなりきつく、途中から加速するような傾斜の場合には
やはり芯を外して打つようにするとダメージを最小限に
することも可能です。

パティングは経験です。
生涯ラウンド数の多い人にはかないません。
とにかく、できるだけ多くコースでの実践を積む事が大切です。



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