2017年3月20日月曜日

「ライン出し」と「パンチショット」


Question

「ライン出し」とは、どういうショットの事ですか?
打ち方、弾道等。

「パンチショット」とは、どういうショットの事ですか?
打ち方、弾道等。


Answer

人によって違う意味で使っているかも知れませんが、一般的には
方向を正確に出すための動きが入った打ち方です。

これは置きに行くとか当てに行くのと同様に、
フルスイングをしていない場合がほとんどです。

方向を正確に出すということは飛距離を抑える必要もあります。
それでほとんどのケースはフェイスを閉じない打ち方や
アンヒンジせずに目標方向に向かって手やヘッドを出すフォームです。

したがって、思い切り球をつぶしていませんので
弾道的には低く、緩やかな打球になるでしょう。

絶対に曲げたくない、あるいは狭いFWの場合には
プロでもこのような打ち方で攻める人もいますが
飛距離を必要とするホールでは大人しい打ち方はできません。

方向出しをしながら、かつ8割の力でフルスイングができるかどうか
などもひとつの大きな課題かも知れません。

また、寄せなどでの方向出しの場合には、フェイスのローテーションを控えるか
全くしない打ち方をします。
左の手首を山にして、ヘッドが手を追い越さない打ち方です。

この時に左の脇を空け、左肘を曲げてフォローを出してフィニッシュ
という打ち方をします。
これも、また引っ掛けない打ち方として、あるいはインテンショナルに
スライスを打ったり、インテンショナルにフェイドにしたりする時にも
このような形で打つことがあります。


パンチショットとは振り幅は最小限で、上から叩き潰すような
打ち方で、低く上げない打ち方です。
これもできるだけフェイスを返さずにフォローを大きくして
目標方向に突き出すような打ち方です。

これは風の影響を少なくするためにわざと低い球を打つのです。
球の位置は右足よりにして、鋭角に上から球をつぶすように打ち込みます。

これによって力強い弾道で低いのでアゲンストなどには最適です。
しかし、それなりにリスクもありますので、
ほとんどのケース、ハーフショットであまりスピンを掛けずに打つ方法が取られ
よほどのアゲンストや林からの脱出など、どうしても高く上げられないが
グリーンまで届かせたい時などに使います。

これも練習場での練習ができますので、常に練習しておくと良いでしょう。


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