2017年3月2日木曜日

グリップは左手で主に握るという格言?


Question

アベレージ80後半のゴルファーです。
グリップについてですが、片手でクラブを握ると、左手で握った場合、
強く握っていくに従い、シャフトが左(フェースが閉じる方向)に回転。
右手一本だと、その逆に回転します。

練習場でも、インパクトで左手を意図的に強く握ると、球が左に出ます。
両手とも同程度の強さで握ればよいのでしょうが、
なんとなくゴルフのグリップは左手で主に握るという格言?がある気がして、
両手同程度でよいのかイマイチ確信が持てません。


Answer

クラブは両手で握ります。
インパクトでは両手の握力をマックスにして
フェイスがスクエアになるように訓練します。

仰る通りに左手だけで握ったり、右手だけで強く握ると
フェイスの向きが変わると思います。
それでは球は真っ直ぐに出ませんので、インパクトの瞬間は両手で
しっかりと握って体重や力がしっかりと球に伝わるようにすると同時に
フェイスの向きまでもその両手の形によって決めるのです。

テイクバックや切り替えし、そしてダウンスイングと握力は2~5程度ですが
インパクトの瞬間、あるいはリリース開始からは最大の握力で握ります。

右手を使ってヘッドから下ろそうとするとダフりますし、左手で
引っ張ってきてヘッドの重さだけで打つのも飛距離が出ません。
両手を上手く使ってタイミングを合わせ、効率良く力が球に伝わるようにします。

インパクトの瞬間は手とクラブは接着剤でガチガチに固めたように固定し、
しかも方向的にもフェイスがスクエアになる位置にして打ちますが、
これは覚えるしかありません。

砂袋があったらインパクトの位置に置き、何度も叩いてその瞬間の
フェイスの向きを確認しながら反復練習をします。

また、出球方向でそのグリップのインパクトの瞬間の形を調整し
真っ直ぐに飛ぶ方向で記憶しておくことです。

左手だけで打てのような格言(?)は右手を使いすぎる人には良い指導ですが
300Y以上飛ばそうとするならば、全身で打つしかありません。

体や腕などの使い方もしっかりと覚えましょう。




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