2017年3月16日木曜日

飛距離アップに体重の増量は必要か?


Question

ゴルフの飛距離アップに体重の増量は必要か?

私の身長体重は163センチ57~59キロです。
飛距離は220~230前後で持ち玉はフェード系又はまっすぐライナーを打ちます。


Answer

体重増加とは筋肉を増やすのか、あるいは脂肪で増やすか
どちらでしょうか?

飛距離は技術が7~8割で筋肉が2~3割程度です。
ほとんどは技術を身につけることなのですが、
筋肉さえつけば350Y飛ばせるのだと勘違いしている人が大勢います。

成人男性でしたら220~230Yは自然に振って飛ぶ距離です。
これに効率の良いタイミングや重力や張りを加えるだけで
260~280Yは超える飛距離になるはずです。

そして、さらに飛ばしの技を入れていきえば、320~340Yは
コンスタントに飛ばすことすら可能となります。

また、その一つ一つの技を十分に発揮するための筋肉が必要で
ただ筋肉だけあっても、その使い方が分からなければ意味がありません。

基本動作の中には体重移動を利用した部分があります。
これは脂肪でも筋肉でも体重が重ければ
その分重量が出るのは間違いないのですが
その体重すら利用できないスイングや打法がたくさんあります。

一昔前まではデブのおっさんがするのがゴルフというイメージだったのですが
この30年の間にアスリートとしての地位を築くだけの内容に進化しています。

まずは重力と張りを十分に利用したスイングがベースで、その上に
飛距離を出す技術をいくつも習得し、効率や精度を上げる必要があります。

しかも、それプラスの筋肉量ですので、完全にスポーツゴルフとなり
お遊びゴルフとは違った内容になっています。

筋肉を増やせば当然飛距離は伸びます。
ただ、筋肉だけで飛ばすのではなく、技術を習得し、磨いて
飛距離を伸ばす事が最重要だということです。


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