2017年3月11日土曜日

ゴルフスイングの基礎とはなんでしょうか?


Question

ゴルフスイングの基礎を身につけている人とそうでない人の違いはなんですか?
またその基礎とは何ですか?
基礎が身についているかどうかの簡単な判別方法や練習方法はなんでしょう?
そのスイングをマスターするのとしないのではスコアーは大きく違いますか?


Answer

ゴルフの基礎とはアドレスの姿勢、前傾、グリップ、アライメントなどです。
そして基本として、球との距離、トップの深さ、軸の固定
軌道の再現性など、物理的なメカニズムです。

そして、基本動作はヘッドがどこをどう通って上げられて、どこを通って
降りてきてミートするかの体の動きなどの
いわゆる打法やフォームのことをいいます。

日本には何一つこれといった基礎になる教科書がないようです。
ゴルフには教科書などはない、などと昔から自分で模索しろというのです。
ほとんどの人は我流で覚えた人から習う程度で、数百年の歴史の蓄積である
ノウハウを習っていません。

したがって、プロになっても肩だけ右を向いているのに打ってしまったり
毎日のようにスイングを改造して定着しない人もいるのです。

基礎とは、これをやらないとミスが出ますよ、というメカニズムです。
たとえばテイクバックの軌道がフラットだったら、トップの位置が変わり
違う位置から降りてくれば当然芯を外すことは分かりきっているのです。

これを避けるには球との距離を同じにする、テイクバックの軌道を同じ角度にする
トップの形を同じにし、ダウンスイングの軌道を一定にするしかないのです。
これが少しでもくるえば当たりません。
これが基礎になるのです。

この基礎がでいていない場合は、ミスが出てもその原因が特定できず、
違う部位をいじってうまく帳尻が合っても、その弊害で今度はまた
違うところがくるうという、スイングを崩すプログラムが稼動するのです。

車の運転なら習わすに覚えることができます。
ハンドルを右に回せば車は右にいくという単純な構造になっていますが
ゴルフはフラットに上げたらトップするとは限りません。
ダフったりヒールに当たったり、様々な症状が出るので特定が難しいのです。

これを毎日500球ずつ打てば解明できるとして練習をしている人がいますが
基礎を知っていればそのような解明打球は必要がないのです。
基本通りに動いていれば必ず当たりますので無駄球がなくなります。

ゴルフはいくらでも遠回りします。
この基礎や基本動作を知らないがために、20年でも30年でも
遠回りすることを認識するべきなのです。


0 件のコメント :

コメントを投稿