2017年1月9日月曜日

ドライバーがスランプです


Question

ゴルフを始めて1年が経ちました。
始めた当初はドライバーやウッドはプッシュアウト、
スライス癖があったのですが、ようやく治りまして、
ドローボール癖を付けて220-230Yがアベレージで
飛ばせるようになりました。
しかし、突然先週からプッシュアウト、
スライス癖が復活しまして、今は完全にスランプです。

当初は
・カラダが開くのが早い
・体重が左に流れる、左足の踏ん張りが効かない
・振り遅れ
・振り下ろすときのコックが解けない
という点を治して改善されたのですが、今は上記4点が復活しており、
何をしても元に戻らず困っています。
フルスイングできるようになったので、力むようになったような気もします。

来週、ラウンドで突貫でもいいので、
なんとかよかった頃のドライバーに戻したいのですが、
アドバイスいただけますでしょうか。


Answer

調子が良かった頃に戻すのですか?
220Y~230Y程度で良いのでしょうか?

この程度の飛距離でしたら、タイミング良く打てば
手振りでも十分にできる範囲です。

力を入れずにゆったりと振れば、どんな打法でも、
どんなスイングでも十分に出る距離なのです。

質問者さんの分析は合っている物と違っている物があります。
スライスはフェイスが開いて当たることで、その一番の原因は
横振りと満振りにあります。
ゴルフを始めて1年くらいで起こる典型的な症状です。

まず、体の開きが早い・・はスライスの原因になる事もありますが
フェースのローテーションが早ければ真っ直ぐ飛びます。

体の開きとは腰や肩の開きというよりは、胸が上を向く体勢によって
フェイスが開いたままインパクトになることがほとんどです。
肩の開きが早ければ引っ掛けトップやシャンクになり
腰の開きが早ければアウトインや捉まり過ぎになる事が多く
結局はインパクト時のフェイスの向きがどうなるかで球質が変わります。


次に、体重が左に流れる・・とありますが、初心者はむしろ
この体重移動ができない方がほとんどです。
スエーしていたとしても、起き上がったりヘッドアップで胸が上を向かなければ
プッシュにはなりますが、ほとんどスライスにはなりません。

また、コックが解けないとありますが、ヘッドの重さで
コックが早く解けるということは多分にあるのですが、逆に
ほどけないように振る方が大変です。

このように診断、分析自体に問題があり、
その修正法も分からないのですから、たまたま治ったのかも知れません。
また、当たっていた時も、恐らくどこかで帳尻を合わせていただけで
その飛距離でしたら、非効率的な動作でスイングされていたはずです。

また、振り回していればスライスは止まりません。
横振りのスイングでは、力を入れれば入れるほど、速度を上げれば上げるほど
スライスが止まらなくなります。

では、タイガーやマキロイはなぜあんなにヘッドスピードを上げても
スライスしないのでしょうか?
それは打法にあります。

基本である動きをスクエアにし、縦と横のパワーや速度の割合やタイミングを
合わせる打法にすると、HSを上げてもスライスはしないのです。

まずは基本動作、そして基礎練習をして、思い切り振っても
振り遅れしたりしない動作を身に着けることが根本的な改善方法だと思います。

ミクシーのバーチャル・ゴルフ・教室ではその基礎や基本動作が紹介され
タイガー打法の飛ばしの技術の全てが書かれています。
ぜひ参考にしてみてください。




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