2017年1月24日火曜日

シャンクについて質問です


Question

私はゴルフを始めて半年ちょっとの者ですが、
2週間程前 初めて「シャンク」という
ミスショットが出て連発してしまうようになりました。

一回は元通りに修正できたのですが、その後何度か練習場で打ってみても、
毎回止まらないシャンクに悩まされるようになり、不安と苛立ちを感じています。
何とか直そうとしてもうまく直らず、スイング全体が乱れているようにも感じます。

レッスン教本などにも、「シャンクは中上級者でも発生して、
矯正が難しいミスショット」と書かれているのを目にしました。
何とか早くこのスランプから抜け出したく、
こちらでアドバイスを頂けるとありがたいです。

宜しくお願い致します。


Answer

シャンクは一発で治ります。
ただし、原因の特定が必要です。

シャンクとはヘッドが外回りして、アイアンのソケットに当たって
右に低く飛び出る球のことをいいます。
フェイスが開いて右に出るのではなく、シャフトの付け根に
触れるので起こることなので、ウッドではシャンクはありません。

さて、それではヘッドが外回りする原因を調べてみましょう。
まず、ヘッドの軌道が外回りということは軌道が異常にフラットになっている場合、
そして速度が速い時に遠心力でヘッドが外回りする場合です。
あるいはダウンスイングで外に目掛けてヘッドを落として来るなどの場合もあります。

疲れて手が上がりきらないと軌道がフラットになったり
短にフォームが乱れたり緩んで軌道がブレることもあります。

また、左手首を山にしてもフラットになり、インサイドから極端に
アウトサイドに振ろうとしても、シャンクの原因となります。
超初心者の場合には前傾の立ち過ぎや球の位置が近すぎるなどの
セットアップがズレている可能性も多いにあります。

あるいは中級以降でのシャンクは右の腰が前に出たり、初心者なら
肩が回わっていないだけでもシャンクになることがあります。

シャンクはその原因がたくさんあって、特定するのが困難なので
誰かわかる人に診てもらうか、一つずつその原因をつぶしていけば良いのです。


モダン打法は超高速なために、ヘッドが遠心力で外回りしようとします。
これを防ぐために打法が進化しています。
それは三軌道一面化です。

肩の軌道をできるだけアップライトにすることによって
ヘッドの外回りを防ぐのです。
両肩を上げたり下げたりする運動を回転に加えることで
より軌道がフラットになるのを防いでくれます。

中期の頃のフォームで超高速に振るとヘッドが浮いてウッドだとヒールトップ、
アイアンだと当たりが薄い引っ掛けやシャンクとなるのがそれです。

トップで左の肩がしっかりとアゴの下に入っている形にすることや
捻転戻しの横振りで力まないようにすることも大切です。




0 件のコメント :

コメントを投稿