2017年1月15日日曜日

バンカーが出せず100が切れなくなった


Question

最近特にバンカーがほとんど1回で脱出出来ません…。
以前はそんなに苦労もしないで出せたんですがで、
ストロンググリップに変えた頃からかなり手前をダフったり、
右方向にハーフトップして土手に当たったりします(なぜかホームランは出ませんが)。
最近は球に直接当てて運ぶ様に出しています。
ただ、高いあごのバンカーはかなり出すのが難しいです。

ただ自分なりに右手首を固定したりして
コントロールを気にしていますが上手くいきません。

それに加え日頃はハンドファースト気味で構えますが、
バンカーだけはスクエアグリップにしてハンドレート気味で構えます。

また、ハンドダウンにして自然にフエースを開いて
2センチ手前をダフったりして打ちますが、
砂を取りすぎたりして思うように出ません。

メンタルが弱いのもあるのでしょう。
酷い時は6~8回出なくてせっかくショットが良くても
100は、最近切れなくなりました。
何か良い方法があれば教えてください。


Answer

上手く出せた頃にどういうスイングをしていたか覚えておらず
戻せないということは、実は適当に振っていたということですね?

左一軸でスタンスを広くてインサイドインでハーフショット、というように
頭で理解した振り方をしていれば思い出せるはずです。

今度はどういうスイングをするのかを頭で理解して
その通りに振って当たれば、頭と体の両方で理解していることになりますので
この次に崩れた時には元に戻せるようになります。


まずバンカーショットにはフルショット同様に色々な種類があります。
その中でも大きく分けて2種類を覚えましょう。
ひとつは軽く低く拾い上げるような打ち方と、もうひとつは
カット打ちのエクスプロージョンです。

まずは簡単なスクエアな打ち方です。
ハイピッチショットを大きくした、コントロールショットでスクエアに打ちます。

これは球は左気味に置き、左脚の一軸で体重は最初から最後まで左です。
したがって、左腕とシャフトは真っ直ぐになりハンドファーストには構えません。
グリップはフルスイングも含めて全てスクエアです。

また、砂質によって球の位置を変え、柔らかい砂ほど球を左に置いて
沢山砂を取るようにします。
パウダー状の砂は15cmほど手前ですが、通常の砂は5cmほど手前に
入るように球の位置をずらします。
最下点はつねに一定にします。
また、打ち込むのは止めて、薄く砂ごと運ぶように右腕でしっかりと押し出します。


ウエッジはバウンスが12以上を使いますが、硬い土のようなバンカーは
バウンスの8度以下のクラブで2cmほど手前に入れます。

二つ目はエクスプロージョンですが、まずは出すだけの
一種類を覚えれば何とかなりますので、ここでは省略いたします。

ダフりトップはほとんどがアライメントです。
打ち方はバンカーの外で素振りをして記憶を呼び起こしますが
オープンスタンスの打ち方はアライメントが狂い易いので
まずはスクエアで構える打ち方で、打ち込まずにフォローまで
しっかりと振り切ります。

1万円札をイメージして、球をそのお札の真ん中に乗せるイメージです。
最初は縦に線を引き、その線をまたいで線からヘッドが入るように練習します。
それができたら、今度はその線から5cmほど左に球を置き、
1万円札の大きさで砂を取る練習です。

砂を取る大きさは大きすぎても、小さすぎてもダメです。
しっかりと1万円札の大きさの痕が残るように何度も練習します。
そして、しっかりと打てるようになったら、今度はバンカー打ちの
ルティーンを全て行う練習です。

外で素振りし、方向を見てアドレスし、アライメントを確認してから
一球だけ打つというルティーンを含めた練習が必要です。
10Y先にピンがあるというのを想定して練習しますが、最初は
15Y~20Yで止まる打ち方で良いでしょう。

スピンを掛けたり、高く上げることは二の次ですので、
まずは低くでも出せるだけの練習をしてください。





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