2017年1月10日火曜日

ミート率をアップさせる方法


Question

ミート率をアップさせる方法を教えてください。

スイートスポットや芯でとらえるという当たり前の事では無く、
それ以外の事で何かありますか?


Answer

一番簡単で早いのはシャフトを短くすることです。
ジミーワーカーが42インチにして話題になりました。
ミケルソンもドライビング・スプーンとかで8.5度の3番ウッドを使ったり
女子プロでもDRをかなり短く握って打っている人がいます。

要するに今のDRはプロにとっても長過ぎると感じているほどですので
まして、アマチュアにとってはほとんど意味がありません。
元々40年前まではDRは42インチでした。
それをメーカーが徐々に長くして買い換えさせて来たのです。


スイング面では基本的にはまずフォームを定着させることです。
初級から中級のゴルファーはほとんどこれができていません。

芯を大幅に外し、チョロや空振りなどが出る間は
とにかく効率の良い動きを習得し、反復運動でスイングを固めることです。

また、基礎であるグリップや姿勢、前傾角度や球との距離
アライメントがずれていたり、くるっていると芯には当たりません。

そして、フォルダーをいくつも作らず、一つにすることです。
独自に試行錯誤をするとその動きが定着し、フォルダーが増えてしまいます。
毎年改造している人がいますが、これではその度にできてしまうので
そのうちのどれが出てくるかは打ってみないと分からなくなってしまいます。

突然、いざというホールでとんでもないスイングをすることがありますが
これがその消したいフォルダーです。
プレッシャーがあると、違うフォルダーが開いてしまうのです。

模索している内にどんどん違う動きが定着し、長年同じ事をしている部位は
癖となって消えなくなってしまいます。

打法は一種類にして、できるだけ違う動きをしないことです。
これによって、緊張している時にでも同じフォルダーが開くようにするのです。


一般的には芯を外すのは、そのほかに体の緩みと軸のブレがあります。
どんな打法でも、どれだけ定着していても、体に緩みが出たり
軸がブレだすとミート率が下がります。

これらは精度を上げる訓練をしなければなりません。
一本のクラブで、同じ所に落とす練習を6時間ほどやってみてください。
何か降りてくるのを感じるかも知れません。

また、150Y先の看板にいくつぶつけられるかの練習です。
いかに同じことができないかがわかります。
それでいかに軸を固定するか、いかに体に張りを作るかなど、
また、方向をイメージしたり、弾道をイメージする練習、そして
ルティーン通りに何時間でも同じことができるだけの精神力を鍛え
怪我しない、故障しない練習を確立することでどんどん精度が上がります。


また、緊張したとき、環境が変わった時などは筋肉自体が硬直して
同じフォルダーが開いても軌道が狂ってしまうことがあります。
これは緊張に慣れること、そして違う環境にも慣れることです。
練習量によって自信があれば、緊張度も変わります。

正しい練習を十分に行い、余計なことはしないようにしましょう。



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