2016年12月8日木曜日

クラブの芯って外側ですか?内側ですか?


Question

ゴルフクラブの芯ってどこですか?
外側ですか?内側ですか?

どこが中央なのかシャフトとアイアンが
垂直に刺さってないので分かりずらくないですか?
貝殻型でどこが芯なのか分かりません・・・

あと芯が1番飛ぶんですよね?
端で打ってますか?

内で打つと巻き込んで変なとこに飛ぶのは分かりますが、真ん中、
中央の芯と外側の端で打つのとどちらが良いのでしょう?

まあ、どこがクラブの芯なのかすら分かってないど素人に
分かりやすくゴルフ理論を教えてださい。

素人考えでは、中央中心より端でインパクト?
を狙った方が飛びそうな気がします。どうなんでしょう?


Answer

ゴルフはクラブの真芯で打ちます。
どんなクラブも芯はほぼ真ん中か、ちょっと下辺りです。
それが最大の飛距離を出し、最もスピンの掛けられる場所です。

これは飛距離を安定させるために、毎回同じ場所で打つ
ということが大切なのですが、なかなか同じところでは打てません。
それを精度を上げて初めてスコアメイクでき
ゴルフが楽しくなって来るはずです。

では、芯はどうやって探すかです。
フェイスの形状によって微妙ですが違います。
重量的な真ん中ですので、底が厚い物は低重心と言って
芯が下の方にあります。

よく分からない物はフェイスを上に向けて球を落とします。
一番良く跳ね返る場所が芯です。
いわゆる、スイートスポットと呼ばれる重量的な真ん中です。

一番飛ぶのは真芯です。
芯を外さないように毎回同じ動きやタイミングで打つことが大切です。
これにはかなりの練習が必要ですので、
基礎練習からしっかりと覚えましょう。


単純にフェイスが大きい方がスイートスポットは広いことになります。
広いほど易しいクラブとされ、マッスルバックと呼ばれている一枚板のアイアン
が一番スイートスポットが狭いので上級者用とされています。

要するに、重量的にフェイスの外枠側が重い形状ほどスイートスポットは広く
下の順序で広くなっていきます。

マッスルバック(MB)
ハーフキャビティー(CB)
キャビティー
ポケットキャビティー
ユティリティー(UT)
ウッド(W)
ドライバー(DR)

ドライバー(DR)が一番易しい形状となっているのですが
実はシャフトが長いので、そうは感じません。

シャフトは短いほど易しいので、ウエッジをドライバーの大きさにしたクラブが
一番易しいと言えるですが、現在はそのようなクラブは存在していません。


その訳は、ウエッジはダウンブローと言って、球に当ててから地面を掘るような
ターフ(草履のような芝の固まり)を取って、球にバックスピンを掛けて
グリーン上で止めることが上級者以上には要求されてきます。

DRのヘッドでウエッジが作れないのはフェイス面の角度もありますが、そのためです。
今の形状が一番地面を彫り易いために、この50年はほとんど進化していません。
また、シャフトが短いので、そこまでしてスイートスポットを
広くする必要性がないと考えられています。


練習場のマットで練習されていると思いますが、多少ダフっても(手前を打つ)
マットは滑るのである程度球が飛んで行きます。
この状態ではフェイスのどこに当たってもその差が良く分からないと思いますので
球に当ててからマットに当たるような(本来は同時なのですが)打ち方を練習し
正確性を高めると、芯に当たった時と当たらなかった時の飛び方の違いが
はっきりと実感できるかと思います。





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