2016年12月22日木曜日

ゴルフで狭いスタンスの利点


Question

ゴルフで狭いスタンスの利点


Answer

スタンス時の両足の幅は長い番手ほど広く、
短い番手ほど狭くするのが基本です。

では、なぜ番手が短いと狭くするのかです。
それは体重移動のパワーがあまり使えないからです。

短い番手は飛ばすクラブではありません。
思った距離に止めるクラブです。
したがって、飛び過ぎはミスとなります。

この場合、広いスタンス幅で打つと
余計に力が入って、飛びすぎてしまうことがあります。

最近は体重移動を使わない打法がありますが
難易度は低くなりますが、全体的に飛距離は短くなります。

体重移動は体の重さ、いわゆる重力を使ったパワーの出し方で
クラシカル時代から使われてきた動作です。

力を使わずに、筋肉に負担なく、体に優しい打ち方ですので
中高年ゴルファーにとっては欠かせない動きなのです。

これをショートアイアンで少なく、DRでは最大に使うと
長い番手は飛距離が出て、短い番手は短くできるため
そのようにクラブが設計されているのです。

PWが140Yで、DRが240Yよりも
PWが110YでDRが280Yの方がスコアメイクには適しています。

スイング幅を浅くし、スタンス幅を狭くし、DRと同じ時間を使って振ると
その分ゆったりと振れるのでロフト角だけではなく飛距離を抑えることが
できるので番手が短いクラブはスタンス幅が狭いのです。

これがスタンス幅を狭くするメリットです。
短い番手はトップが浅く、前傾角度も寝ていますので
全体的に小さいスイングといえます。
小さなスイングはスタンス幅も狭いのが自然です。

また、同じDRでも広い人と狭い人がいますが、狭いメリットは
体重移動が小さいのでタイミングが合わせ易い、あるいは体の硬い人は
回し易いなどのメリットはあるかと思いますが、特に脚に力が入りにくいので
飛距離を失う可能性があるかと思います。




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