2016年12月13日火曜日

ここ一番にリズムを崩さない方法


Question

ゴルフ歴20年です。
練習場では満足の行くショットが打てるレベルです。
課題はラウンド。月に2~3回。

ユックリとリズムを崩さずにいつも通りスイングできればほぼナイスショットできるのに、
ラウンドでは毎回同じ悔やみが出ます。

これって、どういう練習が効果的ですか。
どんな場合でもリズムを崩さないルーティンなどがありますか。
ここ一番にリズムを崩さない方法や練習方法があれば教えて下さい。


Answer

定着度が高いにも関わらず、プレッシャーによって
筋肉が萎縮したり、思った動きができない現象ですね。

リズムとテンポのミスだとのことですので、いかに緊張下で
同じことをするかが課題だと思います。

ほとんどの人はプレッシャーによって切り返しが早くなり
トップに到達する前に降ろしてしまったりするという
いわゆる、急ぎ打ちをしてしまいます。
これはリズムが狂った状態です。

また、肩が十分に回らない事もあるかと思います。
これは恐怖によって球から離れられず、小さなスイングをすることもあります。

あるいは、緊張してスイング速度自体が速くなっているかも知れません。
これはテンポが狂った状態です。

いずれにせよ、メンタルによって違う事をしてしまう現象です。
ドキドキしていたり、やる事がたくさんあったり、
人目を気にしていることで頭が真っ白になると良く起こることです。

スコアがまとまり始めると、メンタルな問題が出てきます。
それはいわゆるプレッシャーです。
そのプレッシャーによってリズムやテンポが狂ってしまいます。

リズムとテンポはとても重要です。
練習場ではミスがないのに、コースではミスが出るのは
このようなことがほとんどの原因です。


そこで、朝の立ち上げ練習時に、ご自身が目指す選手の動画を見ながら
ストレッチをするとイメージを作ることができます。
また、普段からイメトレ画像を毎日見ては引き出しを作るという作業も必要です。
リズムやテンポだけではなく、きれいなスイングのイメージも植えつけます。

20年のご経験のある方ですので、
おそらくフォームは固まっておられるかと思います。
しかし、崩れやズレは何年経ってもありますので
それをどう調整し、ラウンドでピークに持って行くかです。

ただ、そのピークとは練習場の100%ナイスショットを100%出すのではなく
70~80%のショットを100%出すことを目標とします。

ホールによってはなんとかFWに乗っていれば良いところもあります。
また、多少フェイドでも、真芯を外していても、なんとかパーオンできる
場所にティーショットが打てていれば、それでOKだと思うことです。

また、ここ一番という意識も緊張を助長しますので、すべてのショットを
同じルティーンで、同じように力を抜いて打つ事も大切です。

100%ショットを100%出すことはプロでもないといいます。
どんなに調子が良い時のスーパースターでも、「1ランドで3~4打は
ミスショットをする事を覚悟している」という名言を残しています。
完璧を求めない、ということも大切なのではないでしょうか?




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