2016年11月8日火曜日

バックスピンで戻ってしまうのですが・・


Question

この度中級者用アイアンの購入を気にスイング改造を行いました。
ダウンブローを習得したのは良かったのですが
ウェッジのショットだけ何故かバックスピンが掛かります。

ピッチング~7番アイアンまでは良く止まってくれるのですが
購入した60.56.50度全てでウェッジではバックスピンが意図せず起こります。

どうやったらバックスピン量を抑えて打てるのでしょうか?
宜しくお願いします。


Answer

MBやハーフキャベティーは柔らかい球(スピン系)を使うと
普通のコースではバックスピンで着地してから戻ってきます。

本来はこのようなバックに戻る距離も計算して打つのですが
まだ、新しいクラブでの経験が少ないので戸惑っておられるのでしょう。

物によっては違法クラブもありますが競技では使えません。
溝の形状や太さなどが規定外のクラブがあります。
表面にダイヤモンドの粉を付着させていたり、スピンが掛かるような
工夫がされているクラブもあります。

かなりダウンブローに打ち込まないと、普通のクラブでは
さほど戻ることはありませんので、恐らく違法クラブなのかも知れません。
もし、そうであって面倒ならば、合法クラブに替えるのが一番早いと思います。


そもそも、なぜバックスピンを掛けたいかは、試合設定のグリーンは
硬くて止まらずに、グリーンヒットしても裏にこぼれてしまうからです。

硬いグリーンを想定し、スピン量の多い球、打ち方、クラブで打つのですが
プロの試合でも雨が降ったりしてグリーンが柔らかくなると予想以上に良く戻ります。

プロはグリーンの速さによって打ち方を替えます。
また、番手を替えたり球の位置を変えて調整します。

打ち方とはコントロールショットです。
ハーフショット、あるいはツリークオーターショットなどで
バックスピンをあまり掛けずに打つ打ち方です。
これがスピンコントロールと言われています。

これは低く出て早く着地するため、グリーンが柔らかく止まりやすいコースでは
基本的にはこの打ち方でアプローチします。

ところが、ピンが手前の左にある場合は、ドローのフルショットでグリーンの真ん中に落とし
スピンバックで左手前のピンに近付けることでより安全に打つことができるのです。

右手前にピンがある時にはフェイドで真ん中に落としてスピンで戻します。
また、奥左にピンがある場合にはコントロールショットのドロー打ちで
真ん中に落として左奥に転がす方法で打つと良いのですが
曲げ球が安定していない場合にはグリーンの真ん中に安全に乗せます。

したがって、精度を上げて必ず同じ距離戻ってくるようにすることで
このような高度な内容にできるのですが、そこまで練習ができない人は
コントロールショットで落ちた地点で止まる球で打てば安定し易くなります。

コントロールショットを使えないゴルファーは、
スピンで戻って来る分だけ計算して打てば良いことですので
ご自身のレベルに応じて対処してください。






0 件のコメント :

コメントを投稿