2016年11月16日水曜日

ハーフショットの練習ってあまりやりませんか?


Question

たまに練習場へ行って準備運動しながら周りを見渡すと、
ハーフショットの練習をしている人など全く見かけないのはなぜでしょう?

今までも、私はこの練習をしている人をめったに見た事が有りません。
あちこちボールが散らばっている人は、オーバースイングか、
若しくは体や肩の回転不足でスイングが定まらない、所謂おっさんスイング。
まれにそろった球を打っている人でも
ハーフショットを練習している所は殆んど見かけません。

ハーフショットの練習ってあまりやりませんか?
私は練習場で打つ球数が40から50ですが、6Iの練習のほとんどはハーフショットです。
普通に打つのは最後の一球くらい。


Answer

質問者さんは何を目指しているのでしょうか?
たまにしか行かない練習とのことですのでお遊びゴルファーさんでしょうか?

月一ゴルファーとでもいうのでしょうか、競技者として、
アスリートとしてのゴルフではない方だと思うのですが
競技者にしてみれば教え魔的なアドバイスにしか聞こえないかも知れません。

そもそも、ハーフスイングという意味を力を、入れずに振る
といったようなニュアンスで使われているようですが、
フルスイングが10割の力で、ハーフスイングはその半分の力
といった意味だと思っておられませんか?

ハーフスイングとは9時3時のスイングを意味します。
力は確かに6割ですが、スイングの深さを意味します。

これはスイングを作る練習の段階や準備運動でも使いますが、
実際に欧米のトッププロ達は試合でもこれを使います。

ショートアイアンの8番くらいまでは、フルショットとハーフショットの両方を使い分け
スピンコントロールをするのです。

フルショットは硬いグリーン、ハーフショットは番手を上げて小さく振るので
スピンがあまり掛からずに柔らかいグリーン用です。

柔らかいグリーンでフルショットするとスピンで戻って来て距離が合いません。
もちろん、ダウンブローに打てないお遊びゴルファーはいずれにせよ
硬いグリーンでは止まりませんが、試合用の硬いグリーンでプレーする機会がないので
それはそれでどうでも良いことかも知れません。

また、7番や6番アイアンでもスリークゥオーターショットと言って
4分の3スイングでこのハーフショットを代用します。
これはシャフトが長いので振り遅れになるために、ハーフよりもちょっとだけ
大きくするのですが、力も6割でゆったりと振るスイングです。

お遊びゴルファーが競技ゴルファーにアドバイスするような内容なのですが
やはり、人に教えるのは60台で回れるようになってからに
していただきたいと思います。




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