2016年10月5日水曜日

ウッドが飛びすぎてしまうのですが


Question

ゴルフ 番手間の飛距離の知り方について教えて下さい
ゴルフを始めて約1年半が経ちある程度スイングが安定し、
ウッド、アイアン共に芯に当たる確率が高くなってきました。

最近の悩みは自分が思った飛距離よりオーバーして、
ドッグレッグで突き抜けて林に入ってしまったりOBになること、
パー3でグリーンオーバーしてしまう事です。

レンジボールとコースボールでは飛距離が
違うということは聞いたことがありますが、どの程度違うものですか?
また皆さんはどのように番手の距離を掴んでますか?


Answer

練習場の球は1割ほど飛ばないと言われています。
ただ、場所によって、あるいはどんなボールを使用しているかによって
確かに飛び方がまちまちです。

実際にどれほど飛ぶのかは、コースで自分の球を使って計測します。
GPSの計測器やレイザースコープで測るしかありません。

たとえば、パー5の500Yで、二打目が200Yだった場合
差し引きして300Y飛んだという人がいるのですが、
まずコースの500Y自体が上乗せのゴルフ場が多いことと
同じティーグラウンドでもティーマーカーの位置で30~40Y
違う場合もあるので、あてになりません。

また、何番アイアンが何ヤード飛ぶかというのは
スイング改造中やショットが安定するまでは分かりません。
飛ばす技を入れる度に飛距離が伸びて行きますので
把握するのは完成してからになります。

どこまで飛ばしの技術を入れるかによって、飛距離が変わりますし
力加減によって飛距離が変わります。

したがって、同じ速度、同じ力で打つ練習をします。
それから飛距離を測ります、

全ての番手で同じリズム、テンポ、力で打てるようになったら
そこで練習場の看板をめがけて当てるような練習をするのも良いでしょう。

レンジボールは飛びませんが、それが一つの基準になります。
150Yの看板に当たるような精度を上げる練習をすると
それと全く同じにコースでコースボールを使って打ってみて
その飛距離を測ります。

飛距離はあくまでも8割の力で振ったときの距離です。
そして、20球ほど打った飛距離の平均を出す方法が一番正確です。

プロの飛距離はアイアンなどは自己申告も多いのですが
DRの飛距離は試合中のティーショット、パー4とパー5での飛距離平均です。
したがって、3Wやアイアンでティーショットをする場合も含まれていますので
その試合会場となったコースのレイアウトによっても違ってきます。

アイアンの飛距離が安定して打てるようになったら、
その平均飛距離を把握しそれを基にクラブを選択します。

それまでは大体の目安で選択し、とりあえずはグリーンに近づければ良い
といった内容のゴルフしかできないでしょう。

また、ウッドが飛びすぎてOBや林の場合、球の高さによって
ランの距離が違ってオーバーすることもあります。
しっかりと止める球が打てるような練習も必要です。


アイアンのロフトは正確に測ってもらい、4度間隔になっていないセットは
曲げて均一になるように調整をしてもらいます。
最近は2度や5度で偏った流れのセットが横行していますので
実物を工房で測り直してもらう必要があります。

計測には高低差や風が関与してきますので
しっかりと正確に測るようにしてください。

また、どうせ芯を外してショートするのでと長目を持つ人がいますが
芯に当たった時にはオーバーしますので辞めましょう。
必ず前から前から攻めるのが定石です。

いずれにせよ、1年半は転機です。
やっとゴルフの難しさが分かる時期ですので、もっとしっかりと
真剣に取り組まないと上達できないと覚る時期でもあります。

今が一番若い時です。
まだ体が動くうちに改造するなり、新しい技を取り入れるなり
また基礎から習うなりで、遠回りしないようにしていただきたいと思います。





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