2016年10月24日月曜日

パッティングはなぜオーバーしろというのか



Question

よく「ショートは良くない」「ショートするならオーバーしろ」
「アベレージを抜け出せない人の典型がショートパット」と聞きますが、
その理由についてご教示いただければと思います。

カップの位置にもよるけど、強すぎてグリーンをこぼれたら最悪ですし、
リスクテイクというゴルフの基本からしたら、
むしろショートの方がオーバーよりも安全なパッティング
であるという考え方の方が論理的です。

50cm程度オーバーするくらいの強さで打つのが理想、
というのが転じたのでしょうか?


Answer

オーバーしろというのは、ショートするとは100%入らないからです。
少なくともオーバーすれば可能性は少しでもあるからです。

カップの周り、半径30cmくらいは誰も踏まないので
芝が強く立っています。

ここに弱い球が来ると目に負けて急に曲がったりします。
したがって、30cmくらいオーバーするくらいの速度がないと
真っ直ぐに行かないことから、ショートするならオーバーしろ
と言われています。

強すぎてグリーンをオーバーするほど強く打つということではありません。
超初心者で倍も打ってしまう人は、リスクテイクとかいう段階ではなく
大体の距離は打てるように練習しましょう。

ショートパットは必ず強めに打ちます。
30~50cmくらいのショートパットは、50cmほど行き過ぎるくらい
強く打って、曲がる前に入れてしまいます。

ただ、下りの場合はゆっくりとした速度での曲がりを予想し
あまりオーバーさせないように打ちます。

また、中距離はラインによります。
真っ直ぐでしたらカップインを狙いますが、あまり曲がるラインでしたら
直接狙うのではなく、距離をあわせる打ち方で
最後の一転がりで入る程度に打ち、入らずともタップインで「お先に」が出きると
精神的にも相当楽なゴルフができるようになります。

そして、ロングパットは入れることを考えて打つと
距離感が合わずに3ぱっとすることがありますので、距離を合わせるだけにします。
距離を優先すれば、大きくショートしたりオーバーしたりが避けられるので
方向は二の次になります。




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