2016年9月8日木曜日

パッティング数が50を超える


Question

パッティング数が50を超えることがしばしばあります。
パターが上達すればスコアアップするのは間違いないのですが、一向に上達しません。
毎日30分から1時間はパターマットで練習し、頭を動かさないようにと意識しています。
パターマットでは目標から30センチ以内に寄せることはできます。
が、いざ、グリーン上になると3パット、4パットは当たり前。。。

まっすぐいかない、
グリップの握り方が一定しない、
芝・傾斜の読み方がわからない、
自分にパターがあってるか?わからない、
距離感がわからない、、、

パターがダメダメな理由はこんなところかと思います。

<感覚>を磨く以外に、
なにかパター上達の法則やコツなどを教えていただけませんでしょうか。
あるいは、上達のための教材などがあれば知りたいです。

どうぞよろしくお願いします!


Answer

メンタルもあるようですが、単なる自信がないだけかも知れません。
ただ、50も叩くのはちょっと打ち方がおかしいのだと思います。
おそらく感覚だけで打っているのだと思いますので
計算でまずは近づけることを考えましょう。

パターは距離感が養われるには時間が掛かります。
したがって、それまでは全て計算です。

まず力、速度を一定にします。
これは家で練習する時に、5歩の距離を同じ振り幅、同じ力
おなじ速度で打って、一定にし、それを基準にします。

この基準を作る作業に時間が掛かりますが、毎日行えば
1~2週間でその距離を出すことができます。

次に、5歩の距離を打つのに、球と右足の内側のテイクバックの
振り幅だったのを、右足の外側まで上げて、まったく同じ速度と力で打つと
10歩の距離がでます。
そして、またもう一足分の幅を増やすと15歩分の距離になります。

これを基準にしてコースに行った時に、練習グリーンで
いつもの5歩の距離を打ってみます。
そして、その距離を歩測して本当に5歩だったら、ご自宅と同じ速さで
短ければ重く、長ければ速いというグリーンの速さを知ることができます。

簡単なのは歩幅を広めたり、狭くしてその誤差を調整したり
あるいは歩幅を同じにして、割り増し、割引で調整しても大丈夫です。
下りや登りも同じように2割増しとか、3割引きでストロークの幅だけ変えて
あとは変えません。

二段グリーンの膝の高さは5歩分を足すとか、カラーから打つ時は
カラーの距離は倍にするなど、すべては計算でストロークの幅を決めます。

これでまず距離感は合いますので、あとは方向です。
方向は球に線を書き入れて、置くときにその線を打つ方向に合わせます。
これで距離だけに集中して打つことができます。

ラインの読み違いはプロでもあります。
初心者が読める分けがありませんので、入らなくて良いのです。
中距離、長距離は入れるのではなく近づければ良いだけです。

またショートパットは曲がる前に入れるくらいに強めに打ち
カップの60cmほど通り過ぎるまで転がるくらいに強く打ちます。
これでカップ周りの芝目に負けずに打つことができます。

距離感はすぐには身につきません。
最初は全て計算です。
経験によって、そのうち計算なしにその距離が自然に出せるようになりますが
試合などではしっかりと計算もして、両方を使うとよりミスが少なくなります。



0 件のコメント :

コメントを投稿