2016年9月4日日曜日

フォローが大きくなる理由


Question

フォローが大きくなる理由を教えてください。


Answer


フォローを大きくする理由でしょうか?それとも
大きくなってしまうのが嫌で、小さくする方法が知りたいのでしょうか?

フォローが大きいとは軌道円が大きいということだと思います。
大きくするのは、両腕を伸ばせば円の直径は長くなります。

フォローはクラシカルな時代から現代まで、大きくしろというのが教科書で
小さくするのはオヤジスイングなどの我流の打ち方です。

軌道円を大きくする理由はインパクトゾーンをできるだけ直線に近づけたいからです。
ヘッドが真っ直ぐに目標方向に移動すれば、癖球を防ぐことができるのです。

また、アームシャフト角を伸ばして180度にすると、さらに円が大きくなります。
フルアンコックをする理由がここにもあるのです。

また、フォローはフェイスの開閉を少なくする打法が主流になっており
シャットで上げて、あまり閉めないというローテーションの度合いを
小さくしている打ち方です。

これは飛距離は多少減りますが、方向が良くなるために
欧米選手はほとんどがこの打ち方になっています。

超高速で振ると、遠心力でヘッドは大きな円弧を描こうとします。
これを抑えて小さくする理由がありません。

脇を体に付けたまま打とうとするオーソドックス打法では
4時半までは離さずに体と一体にしてフォローを出しすのが基本なのですが
フルアンコックをしてアームシャフト角を伸ばすインアウト軌道では
早く腕が体を離れることで、多少方向性は落ちますが
軌道円自体は大きくなるので、それなりのメリットがあります。

また、ハイフィニッシュのフォームはフォローが大きく見えます。
この意味でしたら、ハイフィニッシュ軌道はある種の引っ掛けを防止しますので
方向性が良くなるとも言えるでしょう。



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