2016年9月16日金曜日

置きに行くばかりでフルスイングを忘れた


Question

最近、ライン出し・・・というか、
方向が安定する軽いスイングのショットばかりやっていて、
ふと気づいたのですが、フルスイングってどうやってたのか、
わからなくなってしまいました(@_@)

ティーショットは毎回「あの辺りに落とそう」とか考えて、
コンパクトに軽?く振って、そこそこ狙い通りの方向に飛んでいくのですが、
安定して230ヤードぐらいしか飛んでいません。

前はいつでもフルスイングで芯を食った時は250ヤード以上飛んでいたのに・・・
同伴者からも「なんか年寄り臭いゴルフになったね」と指摘されました( ̄O ̄;)

でも、いざ練習場で思いっきりフルスイングしようとしても、
どうやって振ってたのかわからなくなって、全然まともに当たりません。
まともに当てようとすると、ボールに向かってヘッドを減速させてしまう・・・
というか、なんか手加減して振ってしまうというか・・・う~ん・・・
確かにOBは減ったけど物足りないなぁ・・・パーオン率悪いし(; ̄O ̄)


Answer

当てに行くとか、置きに行くという言い方をしたスイングがあります。
安全に曲げないために力も少なく、方向出しをしながら振るスイングです。

これは普通のフルスイングを優しくしたスイングにする人がほとんどで
それが癖になってしまうことがあります。

スコアをまとめようとして、OBを出さないようにと慎重になる時期がありますが
その時期にこのような曲げない打ち方をして、本来の振りぬくスイングを
しばらくしていないことが原因なのですが、いわゆる小さくまとまった形と言えるでしょう。

プロでもスタートホールは丁寧に、力まないように慎重に打つのですが
下半身をあまり使わない、基本動作だけで打つなど
飛ばすための技の数を減らして打つなど、力加減やリズムやテンポなどは変えず
また、フォローの形なども変えずに打つ場合もあります。

ただ、賞金の掛かったプロの試合となると、おとなしく置きに行っている余裕はなく
最初からフルショットで一打でもスコアを良くしようと、手加減しない選手もいます。
人それぞれなのですが、ここぞという時に振りに行けないと、満足度は上がらないでしょう。

さて、フルスイングを忘れたとのことですが、実践で練習するといいう人は
このような弊害が起きることがあります。
練習場でしっかりと練習をして、その成果をコースで試すというスタンスではなく
コースのみが楽しみで、フォームが定着していないのにラウンドしかしない人は
このような伸び伸びとしたスイングができなくなってしまうことがあります。

250yの飛距離がご希望でしたら、やはりあまり優しい振り方では
飛距離はでないでしょう。
もともと、そんなに飛距離が出ていると言えるようなスイングではありませんので
この際ですから、もし思い切り振りに行きたいのでしたら
もっと頻繁に練習場に行かれて、初心に戻って一からやり直すと良いでしょう。

置きに行くスイングはいつでもできます。
というか、それしか定着していませんので、まともなスイングを
また最初から作り直す必要があります。

スイングは物理で習得して、感覚で振るため、
どこをどう動かすか具体的に頭で理解して習得すると思い出すことができます。

体の感覚はすぐに忘れたり、曖昧になったりしますので
実際にどう動かすかを良く理解した上で体に定着させるという
本来の習得法で仕上げて行ってください。



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