2016年9月15日木曜日

アンダーで回るためには 何が一番必要?


Question

ゴルフでパープレーあるいはアンダーで回るためには
何が一番必要だと思いますか?


Answer

必要な要素は一つではありません。
一番必要なことだけ聞いても、二番目、三番目が同時にできていないと
アンダーで回ることができません。

あえて一つだけとなると、答えは意識改革だと思います。
質問者さんが想定する枠以外の事を習得しないと
今の殻を脱出することはできないでしょう。

上達できない一番の原因に、この
自分が想像し得る枠内だけで物事を考える
というのがあります。

要するに自分で勝手に作った枠内に情報をはめようとしているだけで、
本来、上達に必要な重要な情報が枠外で許容範囲を超えているのです。

ちょうど氷上を滑ったことがない人が、トリプルアクセルをするのに
一番大切な事は何かと聞いているのと同じです。

まずはスケート靴の履き方や直進の仕方を覚える必要があるのに
ジャンプのしかたとか、回転の仕方のどちらが必要なのか、あるいは
一番大切なのは何か?と質問しているのと同じなのです。

これで、話にならないことがお分かりだと思います。
アンダーで回るにはそれなりの技術が沢山必要なのであって
全てをクリアしないとできないことなのです。

その技術に一番も二番もありません。
全て必要だということなのです。


家に泥棒が入らないように鍵を掛けたいのですが
一番大切なヶ所はどこですか?
という質問とも同じです。
一ヶ所でも鍵が掛かっていなければ入られるのです。

このように、もともと上達するような考え方の枠を持っていないのです。
その思考と姿勢から変えて行かないと上にはいけません。

質問者さんが見えているゴルフが全てではありません。
今見えているのは氷山の一角です。
奥が深いと言われるのは、このことなのです。

ボギー山の人が頂上に行ってみたら、やっとパー山が見えてきます。
これが自分には持っていなかった枠なのです。
そして、ボギー山を下山し、パー山を登るのですが、また
頂上付近に行くと、今度はバーディー山が見えて来るのです。

そこで若い人はまた下山して、一からやり直しでバーディー山に登るのですが
中高年ゴルファーはそこで諦めるしかないのです。

しかし、最初からバーディー山に登っておけば、何度も上ったり
降りたりする必要がありません。
我流ゴルファーが遠回りすると言われるのはこのことなのです。

バーディー山に登りながら、このような諦めた高齢者達に影響を受け
またボギー山に戻った残念な人もいます。

定着期間中はスコアは良くなる分けがありません。
ところが高齢者よりも良いスコアが出ないので、彼らの言うことを聞き出したのです。
彼らと同じ方法で同じスコアを出すには、あと30年同じことをしなければなりません。

上に行った人でない限り、その景色は見ることができません。
もっと高い山があることすら見えないのです。
見えないのですから、信じるしかないのです。
したがって、最終的には誰を信じるかの世界になります。

質問者さんに一番必要なことは意識改革です。
まずは、誰を信じて良いのかの判断能力を上げるために
意識を変える必要があるのです。
本気になって取り組まないと、ゴルフは上達しません。

もっと真剣に取り組む必要があるかと思われます。



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