2016年8月8日月曜日

上手い人はしっかりと体が使えている


Question

ゴルフを始めて半年になる初心者です。
.
打ちっぱなし練習場で練習している上手い人を見ていると
①インパクト後にしっかり手首とフェースが返っている
②体と足腰の動きがしっかり連動して同じタイミングで前に回転する
③打った後もしっかり腕が振れていてフィニッシュは大きくなる
という印象を受けました。

上手い人だとしっかり体が使えていると思いますが、どういう
練習をすればこのような打ち方が出来るようになるのでしょうか?

宜しくお願い致します。


Answer

人によって見るところが違うものです。
仰る通りに上手な人と下手な人にはあらゆるところでの違いがありますが
初心者の方々はほとんどが見えていません。

マキロイと石川遼選手の違いすら分からない人が多いので
どこまで分かっているかは、ある意味その人のレベルによるかも知れません。

また、なぜその形になっているのか、なぜそう動くのか、目的は何か
その効果はどう違うのかなど、手首の回転方向や、肘や膝の位置だけでも
それぞれに意味があるのです。

意図的に飛距離を出すための技なのか、悪い癖でそうなっているのか
これらの動きを理解することも必要です。

ゴルフの上手い人というのは思った所に打てる人のことで、
仰るような部分的な動きを見ても判断ができません。

結局、一言でいうのでしたらスコアが良い人です。
ショットの上手い人はヘッドの軌道が安定していて速度がある。
その軌道を安定させるための軸がしっかりとしていて
体全体を使って効率良く打っているということでしょう。

このヘッドの軌道を一定にし、毎回同じことができて
そのための体の使い方や動きが定着しており、精度が高く
再現性があることがまず優先順序です。
そして、フォームや打法はその次になります。

質問1では、しっかりと手首とフェースが返っているとありますが
フェイスがどの位置でどの程度返っているかまではご存知でしょうか?
どうすれば真っ直ぐに出るストレート球が打てるのか、などまでは
まだ未知の世界かも知れませんね。

どこまで知るかで上達が決まります。
その未知の世界を知ることで、初めて精度を上げたり
ミート率をあげたり、飛距離を伸ばしたりすることができるということです。

上手い人は体の使い方を知っているのです。
それに熟知し、安定し、完成度が高いのでスコアが良いのです。
見ている部位も違い、またその表現も違い、一言で説明できるような
簡単な内容ではありません。

体の使い方と言っても、あまりにもその内容が沢山あり
一冊の本では書ききれないほどの膨大な情報量になります。

この3つのご質問の答えとしてだけでも一冊の本になり
10枚分くらいのDVDが作れるかも知れません。

最も効率の良い打法で、最も効率の良い習得方法で、忘れたり
崩れたりしても自分で修正できるノウハウや、練習ドリルや
矯正運動なども含めた反復によって、とにかく定着度と精度を上げて
安定させる練習をすることで、500年掛かることを10年で
仕上げることができるのです。

サッカーでもギターでも、やはり10年は高いレベルでやらないと
特技としての腕前にはなりません。
まだ質問者さんは半年で右も左も分かっていない時期だけに、
おかしな事をやって悪い癖がつかないように、最初から
しっかりとしたゴルフを手がける必要があります。

バーチャル・ゴルフ・教室で基本動作を研究し、
欧米主流の進化した最新の打法を習得してください。

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