2016年8月31日水曜日

ウェッジはどう集めるか


Question

AWとSWの購入を検討しています。
現在、ゴルフ歴1年、平均スコア110と初心者なのですが、
PWとSWの間のクラブがなくコースで苦労しています。

ちなみにPWは46度で120yd、SWは57度でフルショットで70ydです。
そこでPWとSWの間の距離を埋めるために、
AWの購入とSWの買い替えを検討しています。

先日、店ではクリーブランドの50-12、56-14とフォーティンの
52-10、58-12を勧められました。
自分の中では、(もっと上達したときに)アイアンを買い替えをすることを考えると、
50度、56度かなと思うのですが、AWはローバンスの方が良いのではと思っています。


Answer

ウエッジの集める時は三方面から選択します。
一つはフルショットの距離間隔、寄せの時のロフト角度、
そして芝用か砂用かのバウンスの度数です。

ウエッジはアイアンの番手ずらしによって、必要本数がどんどん増えています。
その昔は52度がPWでしたので、ウエッジはそのほかに1本でした。

ところが、今はPWが44度だのが普通になってしまい
番手がずれて、下の方を増やさなければならなくなりました。

基本的に4度間隔が番手間度数ですが、近距離になると
その法則が合わなくなってきます。

フルショットの飛距離間隔を考慮すると、
まず52度以上は4度で10Y間隔にはならず
8Y、6Yとフルショットの飛距離が短くなります。

したがって、5度や6度の間隔になっても構いません。
ロフト角はアイアンセットにあるPWのロフト角によって決めます。
PWが46度でしたら50度、56度でも58度でも良いとは思います。

バウンス角を決める場合は10度が中心です。
砂用はバウンスによって砂に潜り難い角度があり
12度以上をその基準としています。

また、芝用はバウンスがあると芯まで届かなくなることもありますので
8度以下が芝用として使われています。


さて、フルショットでカバーするには50-55-60でも良いし
52-58でも良いと思います。

ただ、砂用として54~56度のバウンス12度が欲しいですね。
これでフェイスを開くと実際には58~60度と同じになり
さらに砂に潜らないクラブになります。

となると、50-8、54-12、60-8、という組み合わせだと
三方向から見た条件を満たしている事になります。


ウェッジは60度と書いてあっても58度になった物が多く
実際に工房に持ち込んで測ってもらうことが大切です。
また、3~4度は曲げれもらえますので
それに近いクラブなら、バウンスの角度を優先して入手した方が
良いかも知れません。

大切なのは慣れですので、このウェッジの流れはあまり変えずに
長年経験を積んで、寄せの距離感を体に身につけることです。
買い換える時も同じロフトのクラブを選ぶ必要がありますので
早い段階で角度はご自身で決めておくと良いでしょう。

フォーティーンは軽く、タイトリストのボーエイモデルは総重量が重く
それぞれのアイアンの流れや好みで選択すれば良いと思います。

また、フック度や形状などは好みもありますが、
こだわるゴルファーでしたら、
工房で相談しながら集めるのも良いかと思います。




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