2016年8月1日月曜日

70台を目指すにはこのローテーションは必須でしょうか


Question

もう少し飛距離が出る打ち方を知りたいのですが、足りないのは、
アームローテーションやフェースローテーションが必要なのではないかと思っています。

現在47歳、平均80台前半でラウンドしています。(悪い時80代後半)
ベストスコアは76です。
平均70台にするにはスイングに問題が有るのではないかと思っています。
(寄せ、パターは問題なし)
ドライバー230から240ヤード、7番アイアン130から140ヤードです。

これを覚えればもう少し飛距離UP可能でしょうか。
又、70台を目指すにはこのローテーションは必須でしょうか。


Answer

ショートゲームに問題がないのでしたら、やはり距離が欲しいところです。
あと20Y違うと、二打目で2番手短いアイアンでアプローチできます。

さて、飛距離を伸ばすには色々な方法があります。
世界の最新打法はむしろローテーションを控える方向に進んでいます。

今までの180度開閉していたフェイスは、120度程度に少なめにして
方向性を高めようという傾向にあります。

ただ、パティングのように全くしないでフルスイングはほとんどできませんので
ローテーションした方が良いとかの問題よりも、もっと体を使った打法を習得し
飛距離を伸ばすことをお考えになった方が宜しいのではないでしょうか。


飛距離を出すには体全体の動きでHSを上げます。
体をムチと弓にして、全身の力で打つのです。

ほとんどの方は手打ちですので飛距離はそんなものです。
ところが280Yを8割の力で出せる打ち方にするには
いくつかの技術が必要です。

一番必要なのにほとんどの方がやっていないのがタメと引き寄せです。
タメとは捻じりやソリなどで筋肉に張りを作り、それが戻ろうとする力と
同じ方向の力の両方を一気に使うことで出るパワーです。

テイクバックでヘッドは上がり、上がりきる前に左膝の外旋がはじまり
膝が伸びて腰が開き、胴体は右と左でほぼ同時に引っ張られて
体全体にエネルギーがタメられます。

肩を開かずに手を落とす、引き落としやヘッドが体の近くを通る
引き寄せによって、回転軸近くをヘッドが通るために加速され
同時に胴体がムチのように下からパワーを上に伝えていくムチ効果がでるのです。

この二つだけで恐らく40Yは伸びるはずです。
これだけ違うと二打目の景色が変わります。
5番アイアンが9番になったら、どれだけパーが取り易いでしょう。

飛距離を出す技術は使える物が15種類、ドラコン打法まで入れると
もっとあります。
一人で考えていないで、しっかりと勉強しましょう。

ただ、右脚の蹴りや腰の逆回転などは難易度が高いので
恐らくレッスンを取らないと習得に時間が掛かるかと思います。
中には習ってもできない人もいるほど難しい動きですので
とりあえずは体重移動、腰の開き、バンプのタメ、そして引き寄せと
引き落としをマスターすることをお奨めします。








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