2016年7月27日水曜日

アプローチは右足体重?それとも左足体重?


Question

50yard以下のアプローチなんですけど、
ゴルフ雑誌も上手い先輩も左足体重と言いますが、
自分は、何故か左足体重だとトップが多くて右足体重だと上手く打てます。
 今度の事を考えれば、直すべきでしょうか?


Answer

アプローチとはどの打法の事を仰っているのでしょうか?
ピッチショットでしょうか?それともコントロールショットや
フロップショット、パンチショットやチップショットのことでしょうか?

50Yちょうどですと、58度でちょっと大きめのピッチショットくらいで良いし、
振り幅や速度の違いで52度でもPWでも同じ距離が出せます。
高さやライによって、いろいろな打ち方があります。

左足体重にするのはロフトを立たせて転がしたり、あるいは
低い球を打つ時のセッティングですが、左に乗せたまま右に体重を移動せず
そのまま左に体重を乗せて打つ方法で、これは左一軸という打法です。

バンカーは典型的な左一軸打法が主流で、左に体重を乗せたまま
フロップショットやロブショットのアレンジ形で打つのです。

また、球を上げる場合には球の位置を左にして、体重は真ん中にし
ロフトが寝るようにシャフトを立ててバウンスで滑られて打ちます。

今後の事を考えて治すとか治さないとかの問題ではなく、
左足体重、真ん中体重、左に球を置いたり、右や真ん中に置いて打つなど
いろいろな方法で打てるようにしないと、ライや状況に応じて対応できなくなります。

トップが多いからローチップはやらないとか、右足に体重を乗せたまま打つとか
教科書にない打ち方を勝手にやって、できないからやらないとか
実に我がままなことを言われておりますが、我流はこのように
許容範囲外の試行錯誤をするために無駄な遠回りをするのです。

芸術や音楽ならある程度自由ですが、スコアという数字で戦うゴルフは
好みや気分で動けるほど勝手なことができるスポーツではありません。

もっとゴルフは真剣に、そしていい加減なことをしないように
基本をまず習って、その応用編に発展しながら
効率の良い打法を習得し、それを磨くという方法に切り替えてください。
浅はかな知識で新しい打法を発明している場合ではありません。

我流で自分勝手なことをしていると、必ず途中でできないことが出てきます。
また、ミスが出やすかったり、怪我をし易くなったりの余計な障害が出てきますので
素直に先人の知恵や知識を活用することをお奨めします。






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