2016年7月23日土曜日

練習量はどの位やった方が良いと思いますか?


Question

1年前から1回/毎週 100球 練習を続けています。
(ゴルフ歴だけは長く20年以上、年齢は40代です)
練習を続ける前は、AV108程度(ラウンド3~4/年)
現在は、 AV99程度(ラウンド12/年)

その先が伸び悩んでいます。

原因はパーオンしないことは自分で判っています。
パット数(高速ベント)35~40
パット数(高麗、遅いベント)33~36
1パット 4~5/日
ドライバー230Y OB 1~2回/14H
※ピッチエンドランのアプローチは得意です。

AV92程度にしたいと考えておりますが、練習量はどの位やった方が良いと思いますか?


Answer

まず、気になるのは週一回に100球しか打っていない事です。
それは、完璧に仕上がっている人でも、維持するのが困難な程度です。
ましてOBが毎回出るレベルの方なのに、週に100球では足りるはずがありません。

ゴルフは運動です。
運動には筋肉が必要で、練習には筋トレの効果もあります。
ジムに週一回かよって、10分だけトレーニングしても
維持はできるかも知れませんが、筋肉を増やすことは難しいのと同じで
ゴルフもまず筋力を維持するだけでも難しいということです。

ゴルフのレベル的を考えると一番要求されることはショットです。
ショットとはDRのティーショットとアイアンのアプローチショットのことです。

この二つは安定させないとスコアになりません。
今の内容ですと、とにかく前に行けばいいというゴルフです。
グリーン近くまで何とか行って、寄せて2パットという内容でしょう。

毎回OBが1~2回出るということは、ショットが安定していないということです。
レベルアップにはこのOBが出なくなるまでショットを安定させる必要があります。
プロでもOBを出す事はありますが、ほとんど稀なことです。

DRが230YでOBがなくなれば、この安定感でアイアンは
さらにパーオン率が上がります。
これだけで平均打数7打は縮めることができると思います。

さらにレベルアップさせるのでしたら、飛距離をあと20Y伸ばし
寄せを磨けば平均80台で、良い時にはイーブン程度まで行くかと思います。

これで二段階ですが、完成度を上げて磨きを掛ければ
シングルも決して遠くはありません。

ショットは毎回同じことをするとうい単純作業です。
FWの右端、左端と打ち分ける練習をしながら、練習場でも
一発も使えない球を打たない練習をします。

とりあえず前に進んでいれば良いという世界から、ピンポイントで落とすだけの
精度を上げる練習は、週2~3回、200球程づつは最低必要かと思います。
しかも、広い練習場で落ちるところまで肉眼で見えるところでです。

ラウンドも頻繁に行かないとフィーリングを失ってしまいます。
一時期に集中して、たとえショートコースでも良いので毎週芝の上から打つなど
ラウンドの前後には必ず練習をしたりで、もっと時間を使う必要があります。

いくら正しい打法や正統派理論で振っていたとしても、定着には相当な時間が必要です。
忘れたり、崩れることはどんなレベルでも起きうることです。
毎日のエアーやイメトレを欠かさずに、スイングが仕上がるまでの3年間は
一時期だけでも集中して行うことです。
その結果、すぐには出ませんが、徐々にスコアに変化が現れるかと思います。








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