2016年7月21日木曜日

Sシャフトは振りきれない?


Question

ヘッドスピードが40弱でSシャフトを使うのはどうですか?
と質問した際、Sでは飛距離が落ちるとか、振り切れないでしょうとか、
Rシャフトより、Aぐらいのシャフトのほうが良いとの回答の人もいました。

しかし、先日ツーサムでプレーをしたのです。
友達はJGRのツアーADのSシャフトでした。
ツーサムだったので、後半のハーフはすべて、
友達のクラブと私のドライバー(XXIO、Rシャフト)とで2球づつティーショットしました。

結果ですが、JGRのほうが安定して、飛距離もほんの少し出ていました。
これは、どういうことなのでしょうか?
XXIOの純正シャフトのRがツアーADのSと同じだとは思えません。


Answer

業界は今、フレックスの表示ずらしをしていますので
同じ機種でも年代によって硬さが違いますので
この二機種に限定せずにお話したいと思います。

迷信と販促神話でゴルフ界はこり固まっています。
機械やロボットのデータを基に、販売に都合の良い情報だけを
長年流し続けて来たために、この業界は総洗脳状態です。

初心者は柔かいシャフトを使えというのは販促理論です。
しなりで飛ばすというのは、方向はどうでも良いということです。
超初心者であれば、何を使っても同じですが・・

これは販促テックニックのひとつで、最初にグニャグニャなクラブを買わせ
徐々に堅いシャフトのクラブを買わせれば、何度でも買い換えるからです。

クラブは一生涯に1セットか2セットで十分です。
金属の固まりですので、どんなことをしても大した差はないのです。

大工さんが金槌を毎年買い換えますか?
同じことなのに、いかにもパソコンや携帯電話のように
進化して流行に乗らないと古くてみっともないというイメージを持たせ
何度でも買わせようとしているに過ぎないのです。

柔かいシャフトはゆっくり振る人にしか使えません。
これは方向が悪くて使い物にならないからです。
だったら、最初から堅い物を買っておけばいいんです。
ゴルフにはまった人は最初から一生使えるセットでも良いのです。

堅いシャフトは誰にでも使えます。
飛距離を出したいなら体の使い方を覚えれば良いことです。

最新テクノロジーだの、クラブの進化などと
いかにも飛ぶようになった印象を与えて必死なのですが
金槌はしょせん金槌なのです。

特殊なことをすれば規制がかかり、形状や大きさにも
制限がある以上、どんなことをしても感じるくらいの進化はありません。
ヘッドが大きくなったので、芯を外した時には顕著にわかりますが
これは進化ではなく、変化です。

力学的、物理学的な進化はほとんどありません。
全てイメージ、思い込みなのです。

シャフトの表示ずらしまで始まり、昔のSより、今のXの方が
柔かいのですから、どこまで販売理論が進化したかは分かります。

お金のある人は毎年買い換えてください。
クラブメーカーが自然淘汰されないように、頑張って貢献してください。

しかし、いくら買い変えてもスコアは良くはなりません。
それが分かっての上での買い替えは社会貢献になるでしょう。

ほとんどのゴルファーはメーカーが流した販売理論を信じ
現在はその理論に基づいてゴルフ談義が成り立っていますので
それを踏まえた上で決断されると良いと思います。





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