2016年6月4日土曜日

ハンドファーストを意識してアドレスするべきか


Question

ゴルフ歴3年、スコア100~110ですが、ハンドファーストについて教えてください。

アイアンはハンドファーストにしたほうがいいと聞きますが、やり方がわかりません。
ネットを調べるとフェースをターゲットへ向けてから、
グリップをにぎりなおすという方もおられれば、
グリップを握りなおしてはいけないという人もいます。

前にスイングがまだ安定しない頃にやった時は、
スイングがくずれてむちゃくちゃになったときもありました。
うまくいったときは、今まで見たことないような捕まった球をうてたこともあります。

今後、ハンドファーストを意識していくかどうか悩んでいます。
意見いただけないでしょうか?


Answer

ハンドファーストで構えるかどうかということですね。
基本的に手の位置は左内腿の前で、ヘッドの位置は
PWで両足の真ん中、ドライバーで左足カカト前です。
したがって、番手によってハンドファースト度が違います。

これは基本中の基本で、3年間も間違ったグリップで癖を付けていたら
相当遠回りしていることになります。
この基礎を習得しないがために100が切れない人が大勢いるのです。

また、アドレス自体も二種類あります。
手の位置は同じですが、球の位置はどの番手も
常に左足カカト前という理論です。

この場合には左足はそのままで、番手が長くなるごとに右足だけ広げていき
スタンスの方向は短い番手ほどオープンに構えます。
これはジャックニクラウスが推奨するスタンスで、理にかなった方法です。

現在はほとんどのトッププロ達はこれではなく、前者のスクエアに構える
アドレスをしていますので、その方法をご紹介します。

まず、最初に右手で軽く握ってクラブを立てます。
この立てる時に注意が必要です。
最初にフェイスを目標に合わせ、ライ角を合わせ、
ハンドファーストにして立たせてから左手で握るのです。

この際にグリップもスクエアにするために、まず左手の親指を
グリップの上に乗せて握り、それから右手で握り直します。

そして、親指と人差し指でできるVの字の先端が右耳を
どちらも向くように握るのがスクエアグリップです。

これをルティーンとして毎回、どの番手でも同じことをすると
常に安定したセットアップが出来るようになります。

また、球を右に置いても、左に置いても、その位置に関係なく
まったく同じフォームで握るようにすることも大切です。

最初はどんなフォームでも違和感があります。
そして、どんなにおかしなフォームでも慣れれば、それが自然になります。
グリップに力が入らないからといって好き勝手に握っていたのでは
将来的にどこかで障害がでてきます。

セットアップくらいは基本通りにやらないと、いくらでも遠回りしますので
基礎をしっかりと固めながら練習をしましょう。












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