2016年6月23日木曜日

アイアンでチョロが止まりません


Question

ゴルフ初心者、アイアンでチョロが止まりません。
ゴルフ歴1年程、ハイスコアは116、初ラウンドは141でした。
先日打ちっ放しに行ったところ、ちょくちょくチョロが出てたくらいだったのですが、
今日打ちっ放しに行くとアイアンほぼ全球チョロばかり、一度もまともに当たりません。
スイングの円弧も描けなくバラバラです。

直そうと意識するとだんだんと手打ちになってきてアドレスもバラバラになってきました。
来週ラウンドがあります。このままだと200でも叩いてしまいそうな勢いです。
どうすればいいのかサッパリわかりません。練習にも行きたくないぐらい気も病んでます。

感覚の問題でしょうが気が狂いそうなぐらい不安になってます。
このまま闇雲に練習するのもいいのか分かりません。
ラウンド当日まで練習は行かないでおこうかと思うくらいです。
かなりの乱文ですが、回答お願いします。


Answer

ゴルフはそう簡単な物ではないことが、これでわかったと思います。
大体1~2年くらいでゴルフの難しさが分かるのが普通です。

そこで、どうするかが運命の分かれ道です。
ある人は雑誌やレッスン本を読みあさり、ある人は毎日500球打ち
また、ある人はスクールに通い始めてある程度は改善されるのです。

しかし、どれもある程度は行くのですが、また1~2年すると
大きな障害が出てきます。
スライスやフックが止まらない、シャンクが止まらない、
また同じようにチョロが止まらないといった経験をするのです。

そこでやっと気がつくのです。
これまでの方法ではダメだ、といことをです。

そして、教え魔のいうことを聞いたり、DVDやサイトで色々と試行錯誤をし
そこで運が良く努力する人は、良い理論に出会い上達するのですが、
運の悪い人、勘の悪い人はジャンク理論にはまって迷路を彷徨います。

また、自分でなんとかなると思って試行錯誤して
どんどん崩れてしまってどんどん下手になる人もでてきます。
努力が嫌な人は悪魔の誘惑に誘われて特効薬を探したり、
どれ一つ定着しないうちにどんどん泥沼にはまって行きます。


そうしているうちにあっという間に10年が過ぎ、それまでの打ち方が固まって
色々な癖だらけのオヤジスイングになるのです。
このパターンの人は全ゴルフ人口の7割だと言われ、それを聞いて安心し、
生涯チョロチョロしながら走り回ります。

残りの3割の中のほとんどの人は運が良く努力家で、しっかりと練習をするので
中級クラスまではなんとか行くのですが、
そこからシングル級には成れるのはほんの一握りの人達です。

そして、俺は誰にも習わず、独自に開発した打法で
ここまで上手くなったと自慢するのです。
ただ、自分のスイングを見たことがないので大きな顔をしていますが
動画を撮って見せたら1週間ほど寝込むでしょう。

俺は30年もこんな不恰好なスイングをしていたのか!と
相当なショックがあるようですが自業自得です。
クラブチャンピョン級になると、まあまあのスイングをしてはいますが
効率が悪く、飛距離のないオーソドックスな打法で小さくまとまってはいます。

ただ当たれば良いというのを基準に我流で練習だけしてきた人達は
完成度は確かに上がります。
安定して同じことが何度もできるのですが、飛距離がない、癖球ばかりで
しかも、ほとんどの人は不恰好なスイングで、もう治すことができなくなっています。


質問者さんはここでどの道を選ぶかによってゴルフ人生が変わります。
今、一番大事な選択の時期ですので、どれだけ真剣に取り組むか
どこまで上手くなりたいのか、そしてどこまで犠牲にしてゴルフに没頭できるかで
5年後のスコアに雲泥の差が出るのです。

今までの時間と努力を全て捨ててでも、一からやり直すことができるかどうか。
基礎練習をして、ラウンドを止め、エアーとイメトレ、素振りでフォーム作りをし
今までについた癖を抜く矯正をし、正しい動きを定着しさせながら
3年ほど掛けてフルスイングを完成させるだけの努力ができるかどうかです。

すぐに結果は出ないのは覚悟で地道な基礎練習から行い
悪い癖がつかないうちに改造して、300Y先の10Yの円の中に
8割落とせるようになる打ち方を習得することです。

要は意識の改革です。
意識のレベルが低いから壁にぶつかり、後退し、悩み迷って遠回りするのです。
いかに本気になれるか、いかにまじめに取り組めるか、そして
いかに謙虚に姿勢を正して、どこまで時間を使えるかで
今後のゴルフ人生が大きく変わっていくでしょう。














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