2016年6月15日水曜日

「手打ち」って何ですか?


Question

ゴルフを始めて1か月ほどです。
雑誌やネットでは「手打ち」は駄目だと良く書かれています。
「手打ち」って何ですか?手に力を入れて打ってはいけないんですか?


Answer

打つのに体を使っていない打ち方を一般的に手打ちというようです。
これは手だけではなく、もちろん両腕や肩の回転も入っているのですが
腰の先行や脚の蹴りなどは使わずに、主に腕の力で横ぶりしている状態です。

スイングはもともと手首だけでも腕だけでも打てます。
肩を回転させなくても打てるのですが、それでは飛距離がでません。

また、肩や腕や手だけでも打てるのですが、腰を使えばもっと
飛距離はでますし、脚を使えばもっと出るということです。

腹筋も含めて、足から膝、腰から胴周りなども入れた体全体を使った打ち方が
現在、世界の主流となっていますので、それを習得することが大切です。

手に力を入れないという打ち方はありません。
手も使わなければ当然打てませんので、手だけなのか、体も入れた打ち方なのかの
区別をするために手打ちという言葉を使っているようです。

さて、そこで手打ちがなぜダメなのかというお話です。
手打ちはなぜダメだとその雑誌には書いてあるのでしょうか?
実は寄せのチップショットやピッチショットは体を使いません。
肩の回転だけや、プラス手首だけの小さな動きです。

飛距離が要らなければ体を使う必要がないのです。
バンカーショットもロブショットも、そしてコントロールショットまで
全て下半身は使わずに打っています。

ではなぜ体全体を使った打ち方にするかというと飛距離が欲しいからです。
飛距離を出すためには、体を弓にして、そして体全体をムチにして打てば
飛距離が30~50Y近くは違ってきます。

アマチュアのほとんどは手打ちです、。
また、手打ちを奨励しているジャンク理論も横行しています。
どうせアマチュアは手打ちなのだから、その手打ちを極めれば良い
という甘い言葉で集客し、日本をダメにしているプロがいますが
その犠牲になった人々の責任は誰が取るのでしょうか?

悪魔の誘惑に乗せられないように、自己責任で選択し、
惑わされずに飛距離の出る打ち方を習得されることが大切かと思われます。










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