2016年5月28日土曜日

ラウンドの前半は体が動かない


Question

スコア平均110前後です。
最近、前半がどうしても手打ちになってしまい、
後半になると、体が動いてくれて、ボディーターンで打つことができ、
スコアもまとまってきます(50くらい)。

ゴルフラウンド前に
なるべく簡単にできるボディーターンや下半身主体のスイング
を体になじませるような良いルーティーンありませんか?
よろしくお願いします。


Answer

プロのルティーンはスタート前にレンジで打つことです。
これで体が温まることや、方向調整、タイミング調整ができるからです。
そして、その打っている延長としてスタートホールがあると
精神的にも安心して出発できるというのがメリットで
プロの億という金額を稼げるかどうかの究極の状態で
最高だとされて編み出された方法なのです。

本来、プロのやっていることが最高のことですので、
それをどうして真似できないのでしょうか?
プロはなぜ上手いのでしょうか?
それを考えれば簡単に分かることです。

「成功したければ、成功者と同じことをしろ」
というのは、思考も方法も行動も、一切同じにすれば
成功できるのだということです。

これはゴルフに限らず、すべてのことで共通したことで
成功者じゃないから、成功者と同じことをする必要がない
と言っているのと同じなのです。

ウォーミングアップする時間がないということでしょうか?
乗り合わせや社交ですか?
それとも怠惰?

いずれにせよ、一人で2時間前に入場していれば
十分にウォーミングアップする時間がありますので
私は通常の社交ゴルフの時にでも、一人で勝手に行って
プロのルティーンでやっていました。

朝が早いのが苦手?
だったらティータイムを10時にして、8時に現地入りすれば
いいだけの話です。

要はゴルフに対する姿勢です。
取り組み方しだいで、結果が決まるのです。
何もしないで欲しがるのは欲張りです。

自分が注ぎ込んだ分だけしか見返りはありません。
練習しないで上手くなる方法だとか、錠剤を呑んだだけで
一晩に10kgも筋肉が付くようなことはないのです。

ラウンド前にレンジで打たなくても
体が温まる方法を知りたいというのでしょうか?

若いうちは筋肉が柔らかいので、ストレッチなどの効果は
高齢者ほどは感じないと思います。

ただ、大切なのは血流です。
起きたばかりの状態では脳も3時間は正常に働いていないといいます。
体も正常に働くにはそれなりの血流や糖分が必要で
感覚やフィーリングといった機能も、午前中よりも午後の方が
働きが良いのは、血流による筋肉などの働きや交感神経などの
働きがどれだけ活性化されているかの違いによるものです。

プロでもジョギングをしてからレンジに行く人もいれば
ストレッチだけでレンジへ行く人などさまざまですが
調整練習や感覚を思い出す手段として、ラウンド前に少しは打たないと
怖くてスタートできないというくらいにならないと、本当にスコアメイクすることは
でいないかも知れません。

駆けつけでも毎日ラウンドをしている人なら、そのまま出られるでしょう。
しかし、週一や月一でスタートぎりぎりに到着してそのまま出る人は
上達しようとするならば、まず意識を変えることから始めましょう。
意識が変われば行動が変わります。
もっとゴルフを大切に、そして真剣に取り組まない限り上達はありません。













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