2014年1月13日月曜日

スクエア・スタンス(上級者用)


スタンスには大きく分けて2種類あります。
オープン・スタンスとスクエア・スタンスです。

オープン・スタンスとは、ジャック・ニクラウスが奨励する
短いクラブほどオープンにスタンスをし、球は左足カカトにどの番手も置いて、
長い番手ほど右足を広げながら徐々にスクエアにエイミングするという方法です。

この原理はクラブのロフト角のままに打つことで安定した飛距離を出すこと
そして、最下点の前でコンタクトがあるために
フェイスはまだ正面に向く前なので右に出るため
その分左を向くという解説をアメリカの某TV番組でしています。

球を同じ位置に置くというのがシンプルなのですが
番手によってどれだけ左を向くのか、そしてどれだけのスタンス幅にするのかなど
色々と覚えることが沢山あることで難しい部分もあります。

この方法はドライバー以外は常に体に対して同じ位置に球を置いて同じ形で
ダウンブローに打つことができるセッティングになります。


スタンス幅

スクエア・スタンスは全ての番手でターゲットにエイミングしますのでシンプルなのですが、
球の位置を長い番手ほど左にずらしていきますので
これも一長一短の構えと言えるでしょう。

ただ、エイミングし易い、短い番手ほどダウンブローに打ち安い、
クラブのロフト角よりも立ったロフトで打つことができるなどの違いがあります。

正確にスタンス幅と球の位置を番手毎に決める場合は次のようにします。
まず、PWでスタンス幅を決め、次にその15cm広いスタンス幅をDRにします。
この15cmの幅の中に各番手が入りますので1cmづつ広げていく計算となります。

PW-9-8-7-6-5-4-3-2-1(7W)ー6W-5W-4W-3W-2W-DR
この間隔が15あるセットとして15cmにすると計算がすぐにできます。

例えばPWでスタンス幅が30cmだったとすると、DRのスタンス幅は
45cmとして統一します。(あるいはその割合で決めます)






球の位置

スタンス幅が30cmだったとします。
PW(SW)は真ん中の15cmの位置におきます。

そして、9番アイアンは両足の真ん中から1cm左、8番は2cmの位置と
1cm刻みに左に置き、DRで左足のかかとに置くと
一定の法則ができてアバウトな感覚ではなく、正確な位置を確認することができます。

この場合、両足の幅も1cmづつ広がっていますので
実際には1cmづつ左に球が移動していません。

長尺ブームでこの番手15間隔理論を壊している現在のクラブでは
シャフトの長さや力、ウエイトバランスなどによって計算式が成り立たず
誤差が生じますので、実際に打ってみて探すしかありませんが
この法則を基準に誤差を埋める形で調整が可能です。





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